山形建築研究所-BLOG-休憩室

ここは建築設計事務所-山形建築研究所の休憩室です。
・・・・・・・ちょっとひと休みしていきませんか?

24日と24年と

2020年08月29日 | 仕事
今日は竣工して間もない<豊郷台のすまい>へお邪魔してきました。
目的は竣工検査時に気が付いた手直しと残工事の確認のため、それから住まい手Mさんご家族の暮らしの様子を拝見するためでした。

竣工してから今日で24日目、暮らし始めてから気になるとこを点検、確認しながらの作業です。
木製建具、家具金物の調整などのこまごまとした作業の様子を横目で見ながら・・・竣工写真のカットは?なんてことを思いながらGR君で

『おかげさまで、快適に暮らしております』とMさん

お引越しの荷物もすっかり片付いて現場ではなくて住まいへと様子が変わっているのを見るのはうれしいことです。

気になっていた床下エアコン、天井裏エアコンの効果も期待していた通りで・・・ホッと!
 
写真左は、工事中の記事<どこからともなく>でお伝えしていたスリット・・・
2階小屋裏に設置する予定のエアコン冷気・暖気を天井のスリットから吹き出させてみよう!という試み。
もともと視覚人間である私の様な人間にとっては、こうした目に見えない空気のデザインは難しいものですが・・・
これ見よがしに設備機器を見せたがるのではなく、機器を隠した建築化の方向を探っています。
天国または極楽(もしあるとすれば?)にある『どこからともなく暖かい風が吹き、どこからともなく光がさし、どこからともなく音楽が流れ・・・』
といった『どこからともなく・・・』というキーワードにそって、見えないところから温冷風が吹く!ということをやってみようと!
期待通り『どこからともなく!』涼しい空気がほんのりと吹き出していました。

写真右:同様に『足元から・・・』というねらいで、冬用にと床下に設置したエアコンもここのところの猛暑で出番となって
小屋裏に設置されたカウンターアローファンで空気を回し、吹き抜けを介して温度差のない快適な室内環境を実現しています。
このエアコン、メーカーの使用の中でも最もローテクな機種を選定しています。ただし、リモコンはオプションでワイヤード(有線)のリモコンです。
長く使うのなら電子制御等のない、ローテクが一番というのが僕の信条でもあります。

玄関ドアに取り付けられた丁番やレーバーハンドルなどは丈夫で永く使えるものを選ぶようにしています。
ちょっとお値段が張るところが、玉にキズなんですが、ハンドルは毎日、触れるところでもありますから・・・

最後に玄関ドアのフリクションステーの調整をしてもらって今日の作業は終了。

その後、竣工してからおよそ24年目になるかなぁ、という<大曽の家>へと
 
玄関引戸、格子戸と雨戸のうちの外側にある雨戸のカマ錠の動作が渋いということで、建具職と一緒に大曽の家へ
カマ錠をバラして緩んだところを締めなおしてみると、なんとか動きがスムーズになって、使っているうちに鍵がすり減ってきたのも原因のひとつのようですが・・・
鍵を新品に取り換えるまでではなくて、まずは、ちょっと様子を見てみましょうということに。


20年以上の時間が経過しても取り換える部品が残っているのは稀なことかもしれませんが、選んだ側からするとありがたいこと。
建具金物は少しづつ廃盤になったりして様変わりしていきますが、設計者が部品を見極め使い続けることが重要なのかもしれない。
・・・そんなことを思った今日だったのでした。

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