山形建築研究所-BLOG-休憩室

ここは建築設計事務所-山形建築研究所の休憩室です。
・・・・・・・ちょっとひと休みしていきませんか?

地墨

2022年07月23日 | 仕事
蒸し暑さと不安定な空模様の宇都宮界隈。今朝も朝から強い日差しがとどいてます。(^^;) そんな今朝の散歩道から・・・
気のせいなのかもしれませんが、花以外の動く生物が気になるようになって、ついついレンズを向けているようです。

アザミの花に飛んで来たミツバチ(←たぶん?) GRⅢx ポジフィルム調 マクロ
ミツバチとアブの見分け方があるようですが、写真を撮るのに夢中になってしまって、上の写真を見ると羽が2枚なのでアブかなぁ?
ピントがアザミにいっているのでわかりませんよねェ。(^^;)


道路工事の墨出しで描かれたチョークの印しと街路樹の影。 GRⅢx ブリーチバイパス

で、<3 o'clock break>でお伝えしていた、順調に工事が進む現場から。

床にカメラを置いて地墨を・・・GRⅢx ポジフィルム調 

地墨とは、工事に必要な線や寸法などを印すために行われる墨出しのひとつで、床などの水平面に直に行われる墨出しのこと。
墨には、他にもいくつか呼び名があって
水平を出すために壁面に出される「陸墨(ろくずみ)」、柱や壁の心の位置を示す「心墨(しんずみ)」
壁芯や仕上面などから一定の距離を離したところ出す「返り墨」や「逃げ墨」などがあります。
つまり、墨出しとは実際の現場に原寸サイズで書いていく作業のことで、現場において最も重要かつ精密さが求められる作業の一つなのですが
この作業は裏方の中の裏方と云ったところ、竣工しても「上手い墨出しだねェ!」なんて、その技術がほめられることは、まずありません。
でも、墨出しの作業なくして建物が完成することはないわけで、現場においてなくてはならない技術なのです。(^^)v


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