山形建築研究所-BLOG-休憩室

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杉板の感覚

2017年11月11日 | 家中のすまい
今日の夕方<家中のすまい>のすまい手であるUさんご家族に<丸さんの家>を明日の見学会に先駆けて体験していただきました。
と云うのも、床材については無垢材をと云うところまでは進んでいるのですが、それじゃどんな樹種を選んだらいいかと?
ならば施工事例を見て触れてみましょうということでお誘いした訳です。

木材の性格を表す時に「かたい・やわらかい」といった表し方をしますが、そんな性格の違いは針葉樹と広葉樹の違いと云ったところから説明しています。
英語で針葉樹をソフトウッド、広葉樹をハードウッドと言うように、針葉樹は軽くて柔らかく、広葉樹は重くて硬いといわれています。これは木が含んでいる空気の量に関係しています。
話を難しくすると樹種によって異なる細胞レベルの特性の違いということ、組織繊維が単純な針葉樹と複雑な広葉樹の違いということになります。
もすこし説明すると・・・
木を構成する細胞と細胞の間には、隙間が空いていて、その隙間の割合を空隙率(クウゲキリツ)といいます。
ほとんどの広葉樹は空隙率が低いため気乾比重が大きく重くなり、針葉樹は空隙率が高くなり、比重も小さく軽くなります。
硬さの違いは、空隙率の低い広葉樹は細胞の密度が高いために硬くなり、針葉樹は密度が低いために柔らかくなるというわけです。


今回の施工事例は<杉板> そこで、スリッパや靴下を脱いでみて暖かみ、柔らかさを感じて・・・

以前のブログ<木のどこがいいの?>でも触れましたが、木の持つ暖かさ
樹種によって違いが生まれるのは、空隙率、比重の違い、つまり「かたい・やわらかい」の違いによるる熱伝導率の違いがもたらしているものです。

実際に触ってみて、違いを体験してもらえた施工事例見学でした。


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2 コメント

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家作り (峰野裕二郎)
2017-11-13 15:38:33
子供達が巣立ってしまい夫婦2人だけの暮らしになり、新たに終の住処をと考えているところです。
今度は、是非自然素材で建てられた家に住みたいものです。
お書きになったものを参考にさていただきたく読者登録させていただきたいと存じます。
家作り (chanmako)
2017-11-13 22:37:45
>峰野裕二郎さん
はじめまして、コメントありがとうございます。

我が家でも長男が巣立っていって、まもなく次男も巣立っていくことでしょう。
樹木「シマトネリコ」の成長が早いように子供の成長は早いものです。
建築家の宮脇檀さんが『家は楽しい、男たちよ家に帰れ』と云っていましたが、
子供たちが離れて夫婦二人になってきて、家で過ごすことの楽しさが少しづつわかってきたようです。
そして、<今>を楽しんだほうがいいように思えてきました。

終の棲家・・・うらやましいです。
住まいづくり、ぜひ楽しんでください。
もし、お力になれることがあればと思います。

ありがとうございます。


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