山形建築研究所-BLOG-休憩室

ここは建築設計事務所-山形建築研究所の休憩室です。
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山形建築研究所-BLOG-休憩室にお越しいただきありがとうございます。 私たちは、首都圏北部の中核と言われる宇都宮市に事務所を置き、栃木県全域をはじめ、関東近県を設計業務範囲の核として、住宅設計を主として行っている建築設計事務所です。 このブログは山形建築研究所の休憩室です。 イベント情報や現在進行中の建築現場のレポートをはじめ、住まい、建築にまつわる諸々の話、事務所や我が家での出来事等、日々感じた事などを趣味の写真を交えながら気の向くまま、勝手気ままに綴っていきます。 よろしくお付き合い下さい。

ユニバーサルデザイン

2009年03月04日 | オープンオフィス
妻の職場では、毎週水曜日、朝礼の時間に順番で<3分間スピーチ>をやっているとのこと。
テーマを選び、原稿・資料の作成のうえ、スピーチをするのですが!・・・これが、なかなか大変で、家中大騒ぎ!
悩んだあげくに選んだテーマは<ユニバーサルデザイン>について。
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そこで、妻の資料をちょいと盗み見て、ブログのテーマも<ユニバーサルデザイン>で(^^)

まず、ユニバーサルデザインとバリアフリーデザインを混同していることが多いようですが、まずはその違いを・・・

バリアフリーデザインとは、対象者がいて、何らかの問題を解決しようとすること。
例えば、車椅子に対応できるようなデザインや、視覚障害者のための点字ブロックの設置など。

ユニバーサルデザインとは、可能な限り、全ての人が使えるように施すデザイン。
バリアフリーデザインの延長線上にあるようです。

提唱者である、ロナルド・メイスは7つの原則をまとめています。
・誰でも公平に使えること
・使う上で自由度が高いこと
・簡単でわかりやすいこと
・必要な情報がすぐに理解できること
・間違えても危険でないこと
・楽に使えること
・必要な寸法・空間があること

住まいにとっての<ユニバーサルデザイン>とは
『高齢者向けのものでなく、高齢になっても住みつづけることができる』ということが基本的な考え方。
高齢者にとって優しいデザインは、すべての人にとって優しいデザインだといえます。
生活スタイルが変化しても住み続けられることが、住まいにとってのユニバーサルデザイン。
しかし『すべての人』ということになると無駄な部分が出来てしまう場合があります。
住宅においては、家族のプロフィールにあわせてデザインすることが大切で、誰のための住まいなのかを
しっかりと見極めること。そうすることで、『住みつづけられる』ことができるようになるのです。

『住み続けられる住まい』そんな視点から、住まいを考えてみることも大切なことです。
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ところで、妻のスピーチはどうなっているでしょうね?・・・かなり気になります!


<いまいすみのすまい>完成見学会 ご参加ありがとうございました

<いまいすみのすまい>完成見学会を開催し無事終えることができました。 お越しいただきました皆様、まことにありがとうございました。 詳しくはこちらから… -山形建築研究所-ウエブサイト