山形建築研究所-BLOG-休憩室

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山形建築研究所-BLOG-休憩室にお越しいただきありがとうございます。 私たちは、首都圏北部の中核と言われる宇都宮市に事務所を置き、栃木県全域をはじめ、関東近県を設計業務範囲の核として、住宅設計を主として行っている建築設計事務所です。 このブログは山形建築研究所の休憩室です。 イベント情報や現在進行中の建築現場のレポートをはじめ、住まい、建築にまつわる諸々の話、事務所や我が家での出来事等、日々感じた事などを趣味の写真を交えながら気の向くまま、勝手気ままに綴っていきます。 よろしくお付き合い下さい。

<ローコスト住宅>って?

2009年01月28日 | オープンオフィス
住まいをつくるのは一生の大仕事!大金をはたき、先行き不安なご時世にローンを組んでの計画です
同じ費用なら少しでも良いものを、同じ仕様なら少しでも安いものをと願うのは誰しも同じ事
しかし、安くて良い物がなかなか存在しないのは、どこの世界でも同じ事
最小限の費用(ローコスト)で最大限の効果を得るためには、工夫が必要!
ローコストでなくても、予算のなかに納める努力は設計者に常に求められる重要な作業なのですが
これが、なかなか難しい!

ひとつ、いえることは<ローコストには時間が必要!>ということ

プランの決定が予算を大きく左右する。だから、プランの検討には十分な時間をかけること
実施設計が出来上がり、見積りの金額調整で仕上げの仕様を落としても1割程度しか落ちないという事実
大幅に予算をオーバーしてしまったとき、一番困るのはもちろん建主ですが、見積もった施工者も設計者も同じこと
計画を大幅に変更するとか、計画をあきらめるとか、費用を余計に捻出してもらうとか
というような事になってしまうわけで
ただし、安いだけのもの「ローコスト=ロークオリティ」では意味がありません
2,000万円で20年使える住宅⇒1年あたり100万円
3,000万円で50年使える住宅⇒1年あたり60万円
どちらが得なのか、実際には維持管理費用など、単純計算はできなところもありますが
維持管理費用などを含め、住まいの寿命も視野に入れて、十分に時間をかけて検討を重ねること
また、住まい手である自分たちが、どんな生活をしてきたのか、これからどんな生活を望むのか
本当に必要なものはなにか?本当に欲しいものはなにか?・・・時間をかけて見つめなおす事も重要な事

<十分に時間をかける>・・・それが、<ローコスト住宅>をつくるポイント!では?

<他にも、数々のポイントがあると思いますが・・・続編が書けそうですね(^^)>

<豊郷台のすまい>完成見学会 ご参加ありがとうございました

新型コロナウィルス感染症への対策が続く中でしたが<豊郷台のすまい>完成見学会を開催し無事終えることができました。 お越しいただきました皆様、まことにありがとうございました。 詳しくはこちらから… -山形建築研究所-ウエブサイト