元・副会長のCinema Days

映画の感想文を中心に、好き勝手なことを語っていきます。

「バラ色の選択」

2012-07-08 06:35:30 | 映画の感想(は行)
 (原題:For Love or Money )93年作品。マンハッタンの高級ホテルで接客係をしている青年(マイケル・J・フォックス)が成功のチャンスをつかんでいくという、サクセス・ストーリー。やはりフォックス主演の「摩天楼はバラ色に」の姉妹編みたいなコメディで、監督は「アダムス・ファミリー」(91年)などのバリー・ソネンフェルド。

 はっきり言って全然面白くない。気の抜けたシチュエーションを、カッタるい演出がダラダラ流しているだけの映画。笑えるシーンなんて一つもない。あまりのバカバカしさに何度途中退場しようと思ったことか。

 実はこの映画、私は93年の東京国際映画祭で観たのだが、その際に舞台挨拶には誰も出てこず、どっかのアナウンサーがマイケルからのメッセージ(直接聞いたものじゃなくてFAXで届いたんだって。完全にナメられとる)を読み上げただけ。

 スタッフ・キャストとも完全に内容を投げてしまったようなこの映画。唯一の救いは「セント・オブ・ウーマン/夢の香り」にも出ていたガブリエル・アンウォーの美しさだけ。この映画に関してもこれ以上のコメントは控えさせてもらう。

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