む…娘が…。

私自身初めての挑戦である大玉トマトの栽培…。

昨今めったに目にすることがなくなった、あの懐かしい大玉完熟トマトが食べたい…。

そんな淡い思いから、せっせと過保護に育てていた大玉トマト…。

まさに「箱入り娘」の如く扱っておりました。

理想的なサイズに成長し、実も赤く染まり始め、

糖度を増すために水分を調整し、

「素晴らしい未来」を想像せずにはいられない、すべからく順調な育成期間でありました。






…ただ一点…されど一点…致命的なミスが…。





私の無知無学故、ネットを張ることを怠りました。…その結果…













…これからという時に…

これから実がどんどん熟していって、「いつまで待てるか？」が勝負であったのに…






私の愛娘に卑劣極まりない「夜襲」をかけたのは誰だ！？









奴か！？







奴か！？







…まさか奴が！？







…犯人を特定するまで私に安眠は訪れません…。












「…お…俺じゃねぇぇよぉぉ！！」


必至に首を振り自らの潔白を訴える原田氏…。








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ベルギーレストラン　シャンドゥソレイユ

東京都千代田区内神田１－１０－６

TEL　０３－５２８１－０３３３

FAX　０３－５２８１－０３３４

１８周年記念コース ～マグロのタルタル フィレアメリカン風 シコンのカナッペ仕立て～

さて、来週からはいよいよ「シャンドゥソレイユ１８周年記念コース」のスタートです。

本日はそのコースより、秀逸のオードブルを御紹介させて頂きます。





～マグロのタルタル　フィレアメリカン風　シコンのカナッペ仕立て～




フィレアメリカンと言えばベルギー伝統の牛のタルタルステーキでございます。

当店でも人気を博しておりましたが、某焼肉チェーンの社長が逆切れをしたため、

我々もその被害を被る形で昨年、惜しまれつつもメニューより姿を消しました。





「焼肉屋なのに焼かない巨漢」として極東にその名を轟かせる我が主・総料理長・原田氏…。

生肉三種の神器（レバ刺し・ユッケ・豚足）をツマミに酒を飲むのが大好きだった原田氏は

仕事面ではベルギーでの修行時代最初に覚えたという思い出の一品「フィレアメリカン」と、

プライベートでこよなく愛する「生肉・三種の神器」その両方を同時にもがれた

言わば「被害者」なのであります。





しかし、被害を被って大人しく身を引く程「お人好し」ではない原田氏の生肉に対する情熱と拘りは

全くもって色褪せる事はなく、

「…四足が駄目じゃ言いよるなら魚で勝負じゃ…。」と不敵な笑みを浮かべます。





程なくして考案されたフィレアメリカン風のマグロのタルタルステーキ…。

もはや牛肉の代用などではなく列記とした「ファーストチョイス」としてのマグロ料理の仕上がり。

さすがは「衣・食・住」のうち「衣」と「住」を放棄してまで「食」を優先する男…。格が違います。





マグロの本来の旨味に加え、玉葱、ケッパー、エシャロットの鮮烈な香味…。

マスタード＆マヨネーズのコクとアンチョビの独特の癖のある風味…。

ベルギーの地野菜「シコン」と共に

サッパリと召し上がり頂きます。




前菜としてスパークリングワインや白ワインとの好相性も望めます。

アラカルトでも用意する予定ですので、興味のある方は是非お試し下さい。








｛焼かないで焼肉屋を楽しむ会｝推進委員会会長・原田延彰氏


「…それでも私は焼かない…。」




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さらばレバ刺し…そして、ありがとう…。

いよいよ今月いっぱいで焼肉店からレバ刺しが姿を消しますね…




昨年よりの生肉の規制に関しては我々シャンドゥソレイユにおいても、

人気メニューの一つであるタルタルステーキ「フィレアメリカン」を諦めざるを得なく、

同じ「被害者」としては身につまされる思いであります。




もっとも、焼肉店での「ソレ」の比重は

我々にとっての「ソレ」よりも遥かに影響が大きく、

焼肉業界全体が早晩多大なる負荷を負うことは自明…。




実際に犠牲者が出ていることもあり、あまり大きな事は言えないですが、

焼肉酒家エ●スの逆切れ社長も、偉いことやってくれたもんです…





…さて、当シャンドゥソレイユには「生肉」をこよなく愛する伝説の漢あり…。





「レバ刺し」「ユッケ」「豚足」を

「焼肉屋なのに焼かない三種の神器」と祭りたて、

仕事後に行きつけの焼肉屋で、その三種の神器をツマミに大ジョッキをグイグイやるのが、

夏の余暇の唯一の楽しみであった「素朴の人」

とうとう、労働後に好物をつまむことすら許されなくなった、

まさに「二十一世紀を代表する憂いの漢」




…シャンドゥソレイユ総料理長・原田延彰氏　齢（よわい）四十四






レバ刺しが食卓から消える事を知り、その場に力なく倒れ込む原田氏…。

「…レ…レバシャシタベタイヨォォ～…。」





あまりのショックに幼児退行する原田氏…。





一縷の望みは

～禁止は半永久的というわけではなく、画期的な殺菌方法が確率されれば解禁も有り得る。～

という謳い文句。




日本の技術に期待したいですね…。











so bad…。





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キュウリの水分。

キュウリの成分は実にその９５％以上が水分なのでございます。

ちなみに牛乳の水分は９０％に満たないとの事…。

そのせいもあってか？なくてか？

雨の多いこの季節は一日見逃しただけでもキュウリが異常に大きく育っているのです。







携帯電話のサイズと比べれば一目瞭然。

つい一昨日までは「そろそろ食べ頃かな～」などと呑気に機会を伺っていたキュウリは

僅か一夜見逃した「惰性の私」を許しはしませんでした。






…さらに驚くべきはこの異常に発達した巨大キュウリも、

とある「別の物」と比べると、たいして大きさが伝わらない事…。













撮影当初は　～恐怖！！人の顔よりも長いキュウリ～

という表題で笑いを取ろうとの企てでありましたが、

人選を間違い、巨大キュウリの大きさが全く伝わらない理解し難い画に仕上がってしまいました。





学生時代はその顔の大きさで他の学校の不良達にも一目置かれる存在であった原田氏…。

面目躍如。巨顔健在でございます。







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限定入荷樽生ビール ～ストゥルブ IPA～

新入荷樽生ビールの御紹介です。




～ strubbe（ストゥルブ） IPA～

ストゥルブ醸造所・アルコール度数７．９％




IPAとは所謂「インディア・ペール・エール」の略でございまして、

元来は酷暑の下での長い航海の最中にビールの品質が落ちないように、

ホップの量を増やして醸造し、

アルコール度数を上げて日持ちするように造られたビールのことでございます。




普通、IPAと言えば、ワイルドな味わいに終始するイギリス・アメリカ系の物と思われ勝ちですが、

この「ストゥルブ」に関して言えば、

ドイツ由来の「ハラタウ」というアロマホップを使用しているせいもあってか？なくてか？

上品な苦味とバランスの良さが際立ち、非常に奥の深い仕上がりのベルジャンIPAなのでございます。

場末のスタンディングバーの隅の席で、独りで地味にチビチビとやりたい一杯です。

是非お試し下さい。





…さて「俺はIPAよりもGMCが好みである」と強気の姿勢を崩さぬ伝説のあの男…




ベルギー料理人・シャンドゥソレイユ総料理長・原田延彰　　齢（よわい）四十四







「G・M・C」こと「ガブ飲みミルクコーヒー」を幸せそうに飲み干す原田氏…。




昨今、加齢と運動不足のため、過度の肩コリに悩まされる原田氏…。

「…もし神が私の肩コリを取り除いてくれるのならば、例えデブに生まれ変わっても構わん！！」

…と悲壮な祈りを捧げます。








It's　Cool !!







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