※ 個人が趣味で行う鉄道模型工作の記事です。記載内容の加工方法については一切の責任を負いません。
キハ57の制作が遅々として進まない。
理由は、「細かいものがよく見えない」からなのであった。
視力は悪くなく、裸眼で何でも見えていた。
ところが、ここ一、二年、急速に近くが見えなくなっていった。
Nゲージ工作は言うに及ばず、1/80サイズの加工にも困難を来たした。
で、眼鏡を作った。老眼鏡である。生まれて初めての眼鏡である。
メガネ屋でいろいろ調べてもらって、仕事にも使えるように調整したものを作った。
これで、休止していた工作が再度始められる。
下回りの加工やら、13mm化やらは、まだ、あれこれと悩んでいて結論が出ていないので、ボディの加工を進めた。
(運転席側のステップを移動)
小海線のキハ57を作るにあたり、そろそろ車番を特定することにした。
調べてみると前面のステップ位置が製品の位置と違うものがあったので、加工した。
運転席側のタイフォン横のステップを削り取り、テールライトの横に穴を開けて、0.5t のプラ板から作ったステップを差し込んで接着した。
次に、靴刷りを作ってみた。
(乗務員室ドアと客用ドアの靴刷り)
エコーモデルの「スケール・アミメ板(T型目)」を適当な大きさに切断し、90度に折り曲げて金属ヤスリで厚さを揃えてドアの下に貼り付けた。
貼り付けの際には、Pカッターでスジ彫りをして、踏面にあたる部分を差し込むようにして取り付けた。
拡大してみると、T型の網目が中々いい感じではある。
ドアや車体が傷だらけであるが、塗装工程で何とかなると信じて、放っておいた。
今回の塗装では、初めてサーフェイサーを使ってみることにした。
ドアなどの加工で車体に細かい傷がついているので、少しでも傷を目立たないようにしてみようとした試みだ。
使ったのは、最近店頭でよく見かけるガイアノーツの塗料等である。
左下画像で左から、プライマー、ホワイトの塗料、サーフェイサーである。
(ガイアノーツの塗装関係と金属部品の塗装)
まず、ロストワックス製のテールライトや金属線加工の手摺りにプライマーを吹き、ホワイトを塗った。
プライマーは、購入の際、店の方に勧められて試そうと思ったもので、ホワイトを塗ったのは、車体に付けてから車体色を塗ることにしていたからだ。
そして、車体はサーフェイサーをエアブラシで吹いた。
溶剤で薄めて使えば、問題ないようだ。
(車体にサーフェイサーを吹き付けた)
吹きムラのできないように何回か吹き付けてみたが、希釈率がまずかったのか、粉を吹いたようになった箇所があった。
やはり、適当に薄めてはダメなのである。
横着なので、きちんと計量して薄めるような面倒なことができないのが悪いのだ。
しかし、サーフェイサーというものは、下地を整えるものであって、塗装の前段階である。
目の細かいサンドペーパーで軽く擦ると、地肌は落ち着いた。
この状態で、先に白を塗っておいた金属パーツを取り付けた。
これで塗装準備は完了である。
(金属パーツを取り付けて塗装準備完了)
マスキングのことを思うと気が重いが、さっさと終わらせてしまいたい気持ちもあるのだ。
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