ジオコレの駅舎に付属する電話ボックスは、少し古めかしく感じていたので、もうちょっと新しい時代のものに交換してみた。
〔 さんけい のペーパーキット 〕
さんけい製のペーパーキットから「電話ボックスA」を利用する。
木工用ボンドで組み立てるが、物が小さいので神経を遣う。
〔 組み立てた電話ボックス 〕
多少の歪みがあるが、老眼の目にはこれが精一杯である。
駅前の様子を電話ボックスの交換前後で比べてみよう。
なお、階段脇に木を植えたり、駅名やタクシー会社の名称なども変更している。
〔 ジオコレに付属の旧式の電話ボックス 〕
〔 組み立てた電話ボックスに交換 〕
〔 別の角度から比較 〕
クリックをお願いします
クリックをお願いします
(保存展示されている伊香保電気軌道の電車)
〔 デハ27 : 伊香保・峠の公園 〕
写真をクリックすると大きな画像でご覧になれます。
2014年5月10日の撮影である。
榛名山に向かう途中、助手席の妻が電車を見つけた。
丁度、二股の分岐の信号にかかり、寄り道をして近くで見ることにした。
(木造の上屋で保護されている車体)
〔 デハ27 : 伊香保・峠の公園 〕
一目見て、この地にゆかりのある伊香保電車だと分かった。
東武鉄道伊香保軌道線伊香保線の電車である。
渋川駅前から標高差500m以上の急勾配を登る路面電車として鉄道ファンには知られている。
(「伊香保行」の表示)
〔 デハ27 : 伊香保・峠の公園 〕
下り勾配では、節電のためにポールを降ろしてブレーキ操作だけで運転された話などが興味深い。
(ブリル21E台車は復元に当たり別途調達されたもの)
〔 デハ27 : 伊香保・峠の公園 〕
2軸単台車を履いているが、伊香保電車の保存車に機器類はなく、国内で別に保存されていた台車を持ってきたようだ。
説明書きには寄贈者の方の名前はあるが、この台車が何処の鉄道のどの形式に使われていたものなのか説明は無い。
(車体は傾かないように支えがある)
〔 デハ27 : 伊香保・峠の公園 〕
単車は前後に揺れやすいことから、前後の運転台下には車体の支えが設置されている。
特有の不安定なシルエットは消えてしまうが、保存展示にあたっては仕方ないことだろう。
(室内も綺麗に復元されている)
〔 デハ27 : 伊香保・峠の公園 〕
伊香保電車に愛着のある地元の方が保存されていた車体は、車内も大変綺麗だ。
(公園の様子)
〔 デハ27 : 伊香保・峠の公園 〕
随分綺麗なので調べてみると、2014年4月30日に公開されたばかりだと分かった。
伊香保電気軌道については、手元の書籍「THE rail」誌が参考になった。
伊香保電車が表紙であり主要な記事である本を、当時何を思って購入したのかは忘却の彼方であるが、我が家にはその手の鉄道誌が溢れているのだ。
少し前の鉄道誌などを引っ張り出して当時の写真を眺めながら、昭和31年まで走っていた様子を想像するのも楽しい。
クリックをお願いします
クリックをお願いします