「天使猫」－宮沢賢治の生き方－。。。

10月24日　　世田谷パブリックシアター　シアタートラム にて。

オフィス3〇〇　作・演出　渡辺えり
「天使猫－宮沢賢治の生き方－」を観賞しました。。


何故、この公演を鑑賞したか？はい。それはキャストの中に知り合いが！！

地元のトラムで公演と聞いて。。ね。観に行かないとね。。

宮沢賢治の「理想」の世界観をファンタジックな演出で。。
彼の描いた「物語」満載だったけど。ちょっと盛り込みすぎなところもね。

賢治が生きた時代の「震災」と「2011の震災」と。。その時代と現代！
そして弟　清六の回顧から舞台は始まる！
宮沢賢治を読み込んだ人たちには最高の演出？
宮沢作品の中からちりばめられた「台詞」。。私には理解不能な個所が随時にありました。
ラストシーンに、「銀河鉄道」はもちろん現れましたよ。。

もともと不思議な物語を語る方。。
パンフには。。
「ペンネンネンネンネン　ネネムの伝記」「ポラーノの広場」「どんぐりと山猫」
「銀河鉄道の夜」「林の底」「貝の火」にちりばめられた不思議な世界観！

とても「簡単」なようで「難しい」。。そんな公演でした。。

最後にパンフに書かれている、音響担当の藤田赤目さんの言葉が印象的でした。
「天使猫」「天・死・猫」「天・詩・猫」。。
んー考えさせられました。。

雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク・・・・・・・・・・・・・・・・・・

東北出身の渡辺えりが東日本大震災後初めて描きおろした作品で、同じ東北の文人・
宮澤賢治の残した言葉をちりばめ、賢治の生涯を描いています。
時空を縦横無尽に行き来する渡辺独自の世界と賢治の世界の融合が、混迷する現代に
新たな命の息吹を予感させます。

［作・演出］　渡辺えり　

［出演］　
大沢健／大和田美帆／谷川昭一朗／土屋良太／宇梶剛士／渡辺えり
大塚加奈子／有賀太朗／藤本沙紀／川口龍／佐藤友紀／金田彩乃／十倉彩子
アキラ/ほか