ドタバタしてるうちに

金曜日、赤ちゃんと共に退院した
木曜日の夜、
「おっぱいも張ってきたから、夜中も授乳したいでしょ？」という、看護士さんの、ありがた迷惑な気遣いを断れず、「入院生活最後の夜くらい、ゆっくりさせてよ」との本心をこらえて、赤ちゃんと同室で就寝…

しかし、夜中、全然寝ない(T_T)
深夜3時前から、ちっとも寝ない赤ちゃんに、朝まで付き合い、そのまま、朝の検温、そして朝食の時間になった。
所要を済ませながら、私と赤ちゃんの退院診察に呼ばれるのを待っていたけど、金曜日と土曜日は、外来が混む産院なので、結局14時頃に診察。

会計で呼ばれたのが、15時頃。
この日は、15時過ぎには、家に帰っていたい用事ができてしまい、とにかく焦った！

産院スタッフさんへの挨拶もそこそこに、そそくさと産院を出たが、タクシーが、なかなかつかまらない(+o+)
時間がどんどん過ぎていくっ！
どうしよう、間に合わないっ…てことで、そのまま赤ちゃんを抱きしめ歩いて帰ることにした(笑)
おくるみを用意してなかったから、外気に思いっきり赤ちゃんをさらしながら、競歩だ！

歳を重ねたお産のせいだろうか、今回は、産後、今までにない不具合も生じていた中、さすがに競歩での帰宅は、応えた(笑)

寝不足でもあったし、クラクラしながら、掃除や洗濯をし、役立たずの夫を恨んだ(｀´）

そして赤ちゃんにとっては、4人の姉、兄たちから、たらい回しの生活が始まる(^^;)

赤ちゃん大忙し

夜中、新生児室で過ごした赤ちゃんは、午前中、カラカラとカートに乗せられ、病室にやってきた。
右向きがお気に入りの赤ちゃんは、今朝も右向きで、すやすや寝てる。
沐浴の時間にはまた、カラカラと連れて行かれ、私の診察の時間にもカラカラ連れて行かれ、聴力検査でまた、カラカラ連れて行かれ…何も知らずにカラカラと、結構な移動距離だ。
子ども達が現れる時間になると、今度は、抱っこの「たらい回し」が始まる。
横一列に並んで待機する子ども達に、次々に赤ちゃんを行き渡らせ、それを何往復か繰り返す。
抱っこに満足した子ども達は、赤ちゃんのホッペを必要以上に撫で回す。
赤ちゃん、落ち着かないだろうなぁ(笑)

今回は、のんびりさせてもらって、明日退院する。
家に帰ることを想像するだけで、疲れる(T_T)
赤ちゃんも、これからさらに、落ち着かない日々の中、右向きで、眠るのだろう(^^;)

生後2日目

赤ちゃんを見に来た子ども達が、来るなり、「昨日と顔が違う！」と言っていた。
確かに、昨日よりもまた少ーし、しっかりしてきた(*^▽^*)

子ども達は、赤ちゃん可愛さゆえに、「そっとしとけ」と言っても、ベタベタちょっかい出したり、私のベッドを上げ下げしたりして喜んでいるので、私の激怒の中、帰って行った。
「ママうるさくして、ごめんなさい」と言葉を残しながら…。

ようやく静かになり、今日、長女が「ママにプレゼントだよ」と、持ってきた手紙を手に取ってみた。
手作りの封筒の表と裏には、子ども達１人１人からの、「可愛い赤ちゃんを、頑張って産んでくれてありがとう」というようなメッセージが綴られている。
開封してみると、長女からの手紙と、またもや手作りの、小さな封筒が入っていた。
手紙には、私を思いやってくれる長女の気持ちが、絵と共に書かれていた。
「さっき、あんなに怒って悪かったな」と、反省しながら、小さな封筒を開けた。
小さなキューピーちゃんのキーホルダーだ。
昨日、子ども達が帰る時、おやつ代としてあげた小遣いで、帰り道に100均で買ってくれたらしい。
涙が出た。

妊娠中、私を気づかってくれて、出産の朝も、早朝から妹と弟を任され、入院中の今、長女自身も不安定ながらも、頑張ってくれている。
これだけでも十分なのに…

でもなぜだろう…
明日また来たら、やることなすこと腹が立ち、怒っちゃうんだろうなぁ(^.^;

出産から1日たって…

血圧も落ち着き、今日の午後から、母子同室になった。
小さな新生児ベッドに乗って、コロコロ運ばれてきた赤ちゃんは、昨日よりも顔立ちがハッキリしていたけど、やっぱり小っちゃい(*^▽^*)

さて、さかのぼって昨日の夜のこと…
面会に来ていた子ども達も、お風呂や夕飯もあるので、そろそろ帰りなさいと、部屋の出入り口まで、見送った。
小5の長女は、「明日の朝も、私が皆に食パンを食べさせてあげるからね！」と、張り切っている。
保育園の次男は、「また明日来るからね～！」と、楽しそう。
そして、幼稚園の長男…。目が赤い。今にも、涙がこぼれ落ちそうな目で、見送る私を見上げて、じっと見ている。でも、泣くまいと、あのふくよかなクチビルを、ギュッとつぐんで耐えている。
6年前に逆子で産まれた、そんな長男の成長と頑張りに、ジーンときながらも、笑ってしまった。
その長男の横で、小2の次女は、号泣していた(^^;)　

そして今日、また面会に来た子ども達。
病室に赤ちゃんもいるから、大喜び。
長男は、赤ちゃんから片時も離れず、ずーっと、ホッペを撫でていた。
「かわいい～」と、超ソプラノの声でささやきながら(笑)

おぎゃー！

産まれましたー!(^^)!
9月24日　06：55
2700グラムのboyです。

午前0時頃から、規則的な陣痛の痛みがきて、１人さみしく暗闇の中、うつらうつらしながら、様子をみていた。
そろそろ準備しとこうかと、子ども達の学校や幼稚園、保育園の持ち物等を揃えてるうちに、痛みの間隔と強さの様子をみて、産院に電話したのが、午前6時ちょうど。
それから10分位で産院に到着し、陣痛室で支度をしていると、みるみるうちに痛みが増し、珍猛獣のうめき声を発していた。この時陣痛室で、少し頭が見えてる状態だったらしい。
ようやくドクターが到着し、担がれて分娩台に乗ったものの、ドクターや分娩台の準備が追いつかない(@_@)　もうどうにもならない痛みの苦しさに、ドクターや助産師さんがいなくても、自己判断で勝手にいきんでいた。
「もういきまなくていいから、短呼吸で！」と言われても、辛くて辛くてっ！
ドクターの指示に、怒りと苦しみをみなぎらせて耐えながら、「赤ちゃんの頭と手が見える！」と、眺めていると、「ホギャー」と、やわらか～い産声に包まれた(*^^*)
それまで、憎たらしく思っていたドクターへも、素直な気持ちになる(笑)
…とまあ、産院に着いてから、ものの４５分で、私の人生で第5回目の出産も、なんとか無事に、終えることができた(*^▽^*)
でも、回数と、歳のせいだろうか？
後陣痛がかなり強く、冷や汗が出るほど…そのせいか、血圧も高くなり、発熱まで(T_T)

今も、こんな状態ですが、私の今回の妊娠を温かく見守って下さり、CHAMIレッスンに参加して下さった皆様、ありがとうございました！
おかげさまで、赤ちゃんも元気でーす(^_^)v