「こんにちわッ、テディちゃでス!
かいまくゥまでェ~いッしゅうかんッ?」
「がるる!ぐるがるるる~!」(←訳:虎です!もう秒読みだ~!)
こんにちは、ネーさです。
大阪・関西万博の開幕まで、1週間を切りました。
平和で楽しいイベントになりますようにと願いつつ、
さあ、本日の読書タイムは、こちらの御本を、どうぞ~♪

―― 夏目漱石 美術を見る眼 ――
著者はホンダ・アキノさん、2024年12月に発行されました。
大きな反響を呼んだ
『二人の美術記者 井上靖と司馬遼太郎』(2023年刊)から、
今回は夏目漱石さんを舞台中央に招いての
新たな美術ノンフィクション作品の誕生です。
「おおゥ、ぶんごうゥさんッ!」
「ぐーるがるぐるるるる?」(←訳:アート好きなんだよね?)
夏目漱石さん、
本名は夏目金之助さん(1867~1916)。
作品の中にしばしば美術作品が登場し、
友人に送った私信でも美術を話題にしていたり、と
漱石さんの美術好きは広く知られていました。
そもそも、漱石さんご自身も、
二十歳前後の頃、
『元来僕は美術的なことが好(すき)』
と語っています。(本文13ページ)
さらに、なんと!
『ピラミッドでも建てる様な心算(つもり)』で、
建築家になろうとしていた?
「ふァ? けんちくゥ?」
「がるるっるる?」(←訳:そうだったの??)
それを、ばっさり切って捨てたのは
友人の米山保三郎さんでした。
『それよりも文学をやれ』と反対され、
漱石さんは大学の建築科に進学する夢を諦めたのです。
それでも……諦めはしたけれども、
漱石さんのこころのどこかに
『美術的なこと』がくすぶっていた――
いえ寧ろ、道半ばで諦めただけに、
かえって強く、
地の底の溶岩のように熱く、漱石さんは
『美術的なこと』を希求したのではないでしょうか。
著者・ホンダさんは、
Ⅰ『漱石の美術遍歴と美術批評の背景』
Ⅱ『同時代の美術を見る眼』
Ⅲ『《自己の表現》とは何か』
と、3部に渡って
漱石さんと美術のかかわりを
解析してゆきます。
ことに目を瞠らされるのは、
Ⅱ『同時代の美術を見る眼』の中盤で描かれた、
画家・青木繁さんへの共感。
『あの人は天才と思ひます』
と、漱石さんは言い切ります。
レオナルド・ダ・ヴィンチさんの『モナリザ』さえ、
『× 不惑』と厳しく評した漱石さんが、
青木繁さんの作品に注ぐ
ひとかたならぬ想いとは。
「とくべつゥ~なのでスゥ!」
「ぐるるがる!」(←訳:特別な共感!)
晩年、ついに漱石さんは、
“美術“の世界へ回帰を果たします。
その様子を活写した
Ⅲ『《自己の表現》とは何か』は、
漱石さんのファン諸氏必読!ですよ。
近代文学史好きな方々も、
ぜひ、手に取ってみてくださいね♪










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