テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

切望!アンコール!!

2009-12-01 22:59:01 | ブックス
 師走がやってきちゃいましたね、こんにちは、ネーさです。
 あ、テディちゃ、走らなくてもいいんですよ。
 12月に走っていいのはお師匠さんだけで~す♪

「こんにちわゥ、テディちゃでスゥ!
 はしッたりィしませんよゥ!」

 慌てず騒がずの師走月、最初に御紹介いたしますのは……
 はいっ、こちらを、どうぞ~!


 
           ―― のだめカンタービレ ♯23 ――



 著者は二ノ宮知子さん、’09年11月に発行されました。
 ……ちょっと、ショックです。いえ……かなり、ショックです。
 なぜって、とうとうやって来てしまいました、最終巻が~!!

「ぐゥえェ~んッ!
 うわァあァ~んッ!!」(←ハンカチ握りしめて号泣です)

 クラシック音楽をテーマに据えたコミックとしては
 異例の大ヒットとなった『のだめカンタービレ』も、
 この23巻目にてフィナーレを迎えることとなりました。
 評判を呼ぶ前から千秋くんとのだめちゃんの物語を見守り、
 がんばれ~!と応援してきた身としては、
 感慨無量、です……。

「ぐすすッ、ぐすんッ、
 おわッてェほしくゥなかッたでスゥ~!
 もッとォつづいてェほしィのでスよゥ~」

 そうですね。
 『ガラスの仮面』よりも長く!
 『こち亀』に肉薄する大河ロマンを!
 と願っていたのですけれど
 ……とりあえず、第一楽章は終わった、と思うことにいたしましょう。

 前巻では強烈かつモーレツなデビューを遂げちゃった、
 我らがファンキーガールのだめちゃん。
 デビュー後の騒動や、行き違いも加わり、
 千秋くんとの溝は拡がる一方、のようですが?
 二人は、このまま……別れちゃうの??

「それもォ、いやでスゥ~!!」

 御二方が奏でる『たのしい音楽の時間』の行き着く先は、
 どうぞ御本で!
 ネットなどでは、
 え?これで終わっちゃうの?
 と様々に議論されているみたいですけれど、
 ネーさ的には、これもありだわ!と考えています。
 千秋くんも言うように、
 《作曲者の意図は絶対だ》
 とするならば、
 著者・二ノ宮さんが選び取ったこのエンディングに
 私たち読み手は拍手を送らねば!
 ありがとうございます、二ノ宮さん!
 千秋くん、のだめちゃん、その他の素晴らしいキャラさんたちと
 ともに過ごせた《最高に楽しい音楽の時間》を生み出して下さったことに
 ただただ感謝を!
 ブラーヴァ!!

「でもォ、あんこーるゥ!
 もッとォ、よみたァ~いィッ!」

 のだめワールド♪スピンオフ企画に期待、いたしましょう!
 前&後編で構成された映画も順次公開されると聞きますが、
 原作をリスペクトするコミック好きさんは
 ぜひこの御本でフィナーレの瞬間に参加を!

「ぱーかッしょんのォ、ますみちゃんッ、
 どうしているのかァ、きにィなりまスよゥ!」
  
コメント
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