ひざっこぞうのがんばるブログ

スキルス胃ガンになっちゃったバツイチ母の闘病メインだけど他にもいろいろ書いちゃう日記

やっと疲れがとれました

2009-12-02 | 闘病生活
土日で仙台・山形の旅に出ておりました。
山形では「山寺」に登ってきましたよ。
正式には確か立石寺。
松尾芭蕉の句で有名なところです。
約800段あるという石段を、たっぷり時間をかけて登りきってきました。
涙が出ましたねぇ。
良いところでございました。

しかし、そんな無茶をした上に、夕飯も朝食もたらふく食べ
仙台の親戚宅でも出されたものを精一杯がんばって食べた結果
帰りの道のりは動くのもやっとというほど体が重く、疲れ果ててしまい
家族に多大な迷惑をかけてしまいました。

ま、それはまた後日あらためてご報告するとして。。。

やはり腹水がまた溜まってしまい、それもまた仙台で辛かった原因のひとつなんですが
月曜日は家で這いつくばっておりまして
昨日の火曜日、予約なしで病院へ飛び込んでまいりました。
I医師は不在ですが、同じ医療チームのユニークなIB医師が出てきてくれました。
この先生にはいつも臨時でご厄介をかけております。
昨日もまた、1リットルほどの腹水を抜いてもらい
ようやく体が軽くなって、なんとか動けるようになりました。

「ちなみに旅行はどちらへ?」と聞かれたので
山寺に登った話をしたら「それなら大丈夫」と言われました。
さらに、たっぷり膨らんだお腹を丸出しにして温泉にも入ってきたと言うと
「それはいいことです。そのくらいでなきゃ、なんにもできなくなっちゃいますからね」と
ほめて(?)くださいましたよ。

ただ、今回抜いた腹水にちょっと不審な点がひとつ。
今まで2回抜いたときには黄色い液体だったのですが
今回は血の混じった赤い色。
どうしてなのかは、はっきりと答えてくれませんでしたが
これがあまり続くようだと要注意だとはおっしゃってました。
どういうふうに「要注意」なんだか、それが知りたいのに。。。

これで計3回、約3リットルの腹水をとったわけですが
さすがに体がヘロヘロになりますね。
やっぱこの前新聞に載ってたやり方を試してもらった方がいいのかも。

新聞の記事によれば、たんぱく質の中のアルブミンという成分が重要だとのことでしたが
昨日、隣のベッドでそのアルブミンの点滴を受けている人がいたんです。
そうか、わざわざ自分のたんぱく質を濾過して入れなおさなくても
それだけ点滴してもらうってこともできるのか。
今度の診察日に、I医師に尋ねてみようと思います。

旅行から帰って、お腹を休めるために食事もまた流動食からやり直しておりますが
徐々にまた食べられるようになるでしょう。
今週末は知人と忘年会の予定も入ってます。
旅先からはたっぷりとおいしそうなスィーツを買ってきちゃってるし。
しっかり食べなきゃね。