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グレゴリー・コルベール 『ashes and snow』

2007-06-15 | ART
shihoちゃん滞在最終日(6月6)、お台場ノマディック美術館へ

グレゴリー・コルベール氏(カナダ出身のアーティスト)の作品展

『Ashes and Snow』

を観にいきました





この美術館、

移動式仮設美術館で

世界中を回ってます

コンテナを積み重ね、テント状の屋根

中はどうなっているのかと期待に胸を膨らませながら入ると、

そこは薄暗い空間

両サイドに柱が並び(天井が高い)、

ぼんやりとした照明に照らされ

作品(写真)がなんの説明もタイトルさえもなく並んでいます

木製の通路の両側には小石が敷かれ、

静かに音楽が流れ・・・

この空間に入ったとたんに

癒され

余計な考えも吹き飛び

作品に集中できます





   ~コルベール氏についての記事の引用です~


僕の生活は、空に根をはる木。旅をしつづけています。
■ 動物達と出会って、「こんにちは」「さようなら」という生活を15年間続けてきました。
■ 現代人はお互いの違いを強調しすぎます。人類の共通項は「自然」なのです。私たちは、自然の一部なのです。
■ 動物達は、海全体、サバンナ全体と交流しています。
■ 私は、動物に魔法はかけません。動物に「私はあなたをリードしません」と伝えて、時間をかけて信頼を得ます。
信頼があれば、クジラだってチーターだって「こんな踊りもあるよ」と私をリードしてくれるんです。

こんな言葉が、次々に飛び出すのに、ちっとも偽善的に聞こえない人がいます。浮ついた自然崇拝者とは一線を画す人。
しかも職業を一言で説明するのは、難しい人です。動物写真家、これじゃあ岩合さんになっちゃうし・・・。もちろんムツゴロウさんでもないし。
彼の名は、グレゴリー・コルベール。カナダ生まれ。
プロフィールには「人間と動物が交流する究極の瞬間を、フィルムに収め続けるアーティスト」とあります。彼は、いままで40カ国を探検しています。



写真のほか、60分の長編フィルムと2本のショートフィルムの上映があります

(私は朝方寝たので寝不足・・・せっかくのすばらしい映像を逃すまいと真剣に観ていたのですが、一瞬落ちました。観に行くときは十分睡眠を取って行かれることをオススメします)

(また長編フィルムでは渡辺健さんがナレーションされていましたが、あまり聞き取れませんでした。。。って私だけ??)



人間と動物(象、チーター、鷲、クジラ、ジュゴンなど)と信じられないくらいに触れ合い、心を通わせる映像が続きます

動物達が神のようであり、映像全体が祈りのようでもあります

写真、映像ともいっさいCGなどで加工していないのです

なのに、

象の鼻を枕に女性が寝ていたり、

少年がチーターと寄り添って砂漠の風に吹かれていたり・・・

でも、お互い、恐怖だとかそういう心が一切ないのです

人間も同じ「動物」として

捉えられてると感じました





購入したオフィシャルグッズの品々

本当は作品集(イタリアで印刷・装丁されていて素敵です)やらDVDやら欲しかったのですが、なにせお高い!!(んーじゅうまん、んーひゃくまんのものまで!!)

で、

フライング・エレファンツブレスレット
(ネパール製でハイビスカスの葉で染めた紐にネパールのビーズを通したもの)

しおり(印刷:イタリア。ハイビスカスの葉で染めた紐とネパールのビーズ)

ステッカー(印刷:イタリア。“ashes and snow”ステッカー、24枚セット)
にしました

行く前から狙っていたポスターは完売とのこと(泣

あるかな?と期待していたポストカードは無し



美術館の前にはワイルド・フラワーの畑が



畑から美術館を見るとこんな感じ

11時のオープンより早く着いたので
このお花畑をお散歩しました