チョウチョウ王の備忘録

趣味の海水魚と銭湯巡り、邦画とJ-POPの話題

ゲンロクダイ

2005-07-19 19:43:17 | 海水魚
ゲンロクダイは、チョウチョウウオの仲間としては唯一日本海にも生息する(死滅回遊魚ではない)温帯種です。
比較的深い岩礁帯(水深40m以深とか110m以深とか図鑑によって様々です)に生息していますが、伊豆大瀬崎の湾内や鹿児島錦江湾などの濁った砂質底では水深10mの浅場でも見ることができます。
僕も大瀬崎湾内でダイビング中、水深8mに転がっていた直径30cmくらいあるプラスチックのゴミバケツの中に潜んでいるのを見つけたことがあります。
磯などで見かけることは不可能なチョウチョウウオなので、自家採集をするのは無理でしょう。

僕は和歌山県にあるこの店から今まで3匹通信販売で購入しています。
やや深い場所で偶然網にかかるものを販売しているようで、網の目を抜けてしまう小さな個体は入荷しません。
現在飼育しているのは全長8cm、体高がある魚なのでかなり大きく見えますが、3匹の中では一番小さな個体です。

購入直後はたいへんに神経質で水槽の隅でじっとしていますが、単独飼育をしてやり開いた冷凍殻付きアサリを与えてやれば一週間ほどでで突っつきはじめるでしょう。
アサリを突っつくようになれば、今度は刻んだアサリを流してやれば食べるはずです。
刻んだアサリは、与える前に魚をすくう網に入れて水道水で洗ってやれば、海水を汚すことがありません。
刻んだアサリに慣れてきたら、今度は人工飼料を一緒に流してやります。
僕はこの方法で3匹ともシュアーのMサイズに餌付かせることができました。
大体、購入後2週間ほど要したでしょうか。
シュアーに完全に餌付いてしまえば、大型ヤッコなどとの混泳もへっちゃらのタフな面を見せてくれます。
積極的に餌を食べる様子は、まるで近海魚です。
ただし高水温が続く環境は苦手で、短い期間なら大丈夫ですが30℃以上が数日続くと餌食いが止まってしまいます。

ゲンロクダイと外見がほとんど差がない、ハワイやグアムに生息するハワイアンゴールドバードバタフライフィッシュと、アラビア湾に生息するインディアンゴールドバードバタフライフィッシュという2種がいますが、どうやらゲンロクダイと同種なのでは?と言われだしています。
この2種とも今までショップに流通したのは聞いたことがありませんし、水族館などでも生きた個体を見たことがありません。
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1 コメント

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Unknown (あやな)
2011-08-16 14:26:44
すごいですね

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タキゲンロクダイ(タイ/ランタ島) (水中写真のサイト「デジDIVE」ブログ)
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