HAPPY MANIA

おいしい、まいにち。
あじわう、せいかつ。

Super Folk Song

2006-02-11 00:52:03 | ☆MUSIC☆
「Super Folk Song」は、矢野顕子さんの弾き語りアルバム♪

このアルバムを聴くと、わたしはなぜか、
電車の窓から見える一面の雪景色を思い出す。
あと、キャラメル色のダッフルコート。
なんでだろう。





すきなピアニストは誰ですか?
そう、聞かれたら、きっとわたしは「矢野さん!」って答える。

このアルバムのピアノも、
とてもとてもきれいで澄んでいてこころに響く。
いちど聴いただけで、すぐに譜面が欲しくなって、
楽器やさんに買いに行ったものです・・・

このアルバムは「カバーアルバム」なんだけど、
矢野さんが歌うと、それは“矢野さんの歌”になる。
矢野さん自身が、すごくオリジナルだからなんだろうな。



~それだけでうれしい~


作詞:矢野顕子  作曲:宮沢和史
・・・夢みたいなユニットですよぅ・・・

  顔がみえないとかなしい
  声がきけないとかなしい
  それだけで それだけで
  かなしい。

っていう、歌詞があってね。
その前の小節は、
「声をきいているとうれしい」っていう、
うれしいバージョンなんだけど。

でも。
そのひとといっしょにいるときのうれしさはもちろんだけど。
そのひとのいない、不在の淋しさのほうが、
時としてそのひとのたいせつさが身にしみたりします。



~横顔~


オリジナルは、大貫妙子さん。

もうね、すごいすごい、かわいい曲。
むかしむかしの、制服を着ていた頃を思い出します。

  大きな声であなたが笑ったら
  何故か私も楽しくなる 不思議ね

↑↑↑これこそ、恋だ!って思うでしょう???笑
ひどくせつなくなるけれど、とってもすきな曲です♪



おもしろどころでは♪

~おおパリ~


作詞:イッセー尾形  作曲:矢野顕子
これも、すごいスペシャル♪イッセーさんの劇場用なんですって。
この曲を聴いて、絶対パリに行ってやる!って思ったもの♪笑

イッセー尾形さんも、すきだなぁ。
イッセー尾形さんみたいなひと、っていないでしょう?
めちゃめちゃ、こころ惹かれます。

  金は円で払ってやる!

イッセー尾形さんっぽい詩が、なんとも言えずいいです。
イッセーさんか矢野さんしか、歌えないでしょう、この曲☆



~SUPER FOLK SONG~


作詞:糸井重里  作曲:矢野顕子
だいすきなところをピンポイントで狙われているかのような・・・笑
糸井さんのファーストアルバムのために書かれたらしいんだけど、
オリジナルは聴いたことがありません。
どうなんだろう???笑

  逢いたさ見たさの夜の道
  ライト点けずにラッタッター

ラッタッター・・・って・・・
でも、これがいいのよね♪



だいたい、このアルバムを聴いているときは、
ちょっぴり元気がないときだったりするのです☆

透き通った音たちが、
ホットケーキにかけたはちみつみたいに、
じゅわぁ、っとこころにしみこんでいくような気がするの。


もう、ほんとうに、とっても、せつなくなる。


たのしいことやしあわせなことのあとに、
必ずやってくる、避けようのない淋しさや哀しみみたいな。
それらは、相反するようで、
実はお互いがお互いに含まれているのが真実なんだって。

このアルバムを聴くと、
そんなことを、静かに受け入れることができる気がします。



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