決め手は過集中

もうずっと、「むしむしは発達障害の方向にある子」
と決め付けて育ててきました。

そう思うと、
「私の育て方じゃないし・・・」
「そういう脳の作りなんだ」
とやり過ごせることも多かったです。

でも、私はそれでむしむし対策を見出したのですが、
そんなこと全然知らないクラスの子や、保護者の一部には
「変な子」
としか映らないようです。

クラスの男子にいろいろ言われて嫌な思いをしてるとか、
友達との会話の、余りに空気を読めなさぶりに驚いたとか（私が）、
むしむしを知ってるはずの知り合いに
「ちょっとむしむしを注意して欲しいんだけど」
と申し入れられたとか・・・

いろいろあって、この際白黒付けようじゃないの・・・
という気になりました。もし本当にそうだったら
二次障害も心配だし・・・とかね。

が、やっぱり悩むのが趣味の私。
白黒つけることに意義なんてあるのかな・・・
別に不登校とかじゃないし・・・
大げさに考えすぎ・・・？
とかいろいろ悩んでるわけです。

そこで市の教育相談に電話しました。
最初は、
「確かに他の子と違うところがあるかもしれないけど
確実に成長してる点が見受けられるので、おおらかに見守ったら」
という雰囲気で相談員の人が話してました。

「やっぱり私が決め付けてるだけなのかな・・・」
と思いかけたとき、どういう成り行きかわかんないんだけど
「何か１つのことに凝ったりします？」
「ええ、とても」
その会話から感じが変わりました。

「小さい時は本を読んでいると、呼んでも聞こえなくなっちゃうんです。
今は多少聞こえるようになったようですが、学校でも
授業が始まったことに気づかず、読み続けたことがしょっちゅうで。
６年の時の３学期の目標は『本を読みすぎない』でした」

すると
「そういう傾向にあるお子さんだと思うので
これを機にカウンセリングなど受けてはいかがですか？
続けて受けることをお勧めします」
との結論に達しました。

そういう訳で、今度白黒つけます。
↑のようなことを「過集中」というらしいです。
ちなみに「過集中」で検索すると発達障害関係の
サイトばかりが引っかかります。

私は多分他の人が呆れるくらい、むしむしの幸せを
願っていて、願いすぎる余り、むしむしを困らせている
かもしれません。

ふくふくの幸せも、当然願っているんだけど、
むしむしと比べたら本当にわずかかもしれません。
なんかね、ふくふくは私が願わなくても勝手に
幸せになりそうな気がする。

働いてる小学校の多動の男の子の保護者は
先生が勧めても発達診断を受けてくれないんだそうです。
誰にも勧められなくても受けちゃおうと思う私。

そしてそれが、私が考える「むしむしの幸せへの道」。
もしかしたら全然見当はずれな道かもね。