お茶の里便り ◆掛川深蒸し茶で健康長寿の町◆

お茶屋に勤めている筆者の日常や感じた事を勝手気ままに綴っていきます。

八十八夜

2008年05月01日 | お仕事

今日の掛川は晴れ。

昨日から気温もあがり、

お茶の新芽もグングンと伸びてきています。

 

本日は立春から数えて88日目。

いわゆる八十八夜ですね。

八十八夜に摘み取られるお茶は、

古来より不老長寿の縁起物の新茶として珍重されています。

当社でも毎年、八十八夜のお茶を販売していますが

近年、お茶の摘み取り時期の関係や天候によって、

八十八夜の「手摘み」は希少な物となっています。



本日は希少な八十八夜手摘みの写真を撮りに行ってきました。


新芽もよく伸びています。


会社から車で20分ほど山に向かった、原泉地区。

自然が残る景色が綺麗な場所です。


手摘みをしてくれた、平出さん。

希少な八十八夜の手摘み。ありがとうございます。

 
近くにはキレイな川が流れていて、ならここの湯という温泉もあります。

 

次に向かったのは、こちらも会社から30分ほど山に向かった

倉真の松葉地区。

こちらは山の上の茶園です。


掛川を一望できるほどの山の上。

天気がよく、空気の澄んでいる日は海が見えるそうです。






後ろに写る樹や道路が、かなり下にあるのがわかりますか?

まさしく、山の上の茶園です。

茶園自体もかなり傾斜があり、普段の茶園管理が大変そうです。


山を下った所には「松葉の滝」という滝もありました。

 

本日、摘んだ八十八夜手摘み茶は、当社で数量限定での販売をします。