良い子の歴史博物館

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スペースシャトル

2005年10月04日 | 交通機関
スペースシャトルと国際宇宙ステーション(ISS)建設についてNASAのグリフィン長官が「誤りだった」と表明したそうだ。

ことに過去30年にわたって米国宇宙開発の中心であったスペースシャトルを「失敗」と断じたわけだ。
グリフィン長官は議会でも同様の発言をしたことがある。

スペースシャトルに見習い、旧ソ連でブランを開発しようとした。
これからの宇宙への乗り物は、有翼の往復可能な宇宙船になるに違いないと思わせた。

だが、様々な構造的欠陥から、スペースシャトル計画は順調には進まなかった。
「NASA有人月探査復帰に対して」と題するブログによれば、
「再利用型有翼宇宙船は、宇宙を飛ぶ飛行体として無駄が多い」そうだ。

NASAは新たなシャトルも計画しているとの報道もあるので、断定はできないが、
かなりの軌道修正を進めようとしているのだろう。

一度、イメージされた新技術デザインから抜け出すことの難しさがある。
優れた世界最高の技術者集団で成るNASAですら、固定概念から抜け出し、
軌道修正するのに時間がかかったのかもね。

1 コメント

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TBありがとうございました (夜更かしママ)
2005-11-01 22:42:53
はじめまして。TBありがとうございました。

こちらからもTBさせていただこうとしたのですが、なぜかエラーになりうまくいきませんでした。

NASAが宇宙ステーションからまた月など他の惑星探査へ方向転換するのはいいんですが、そのための基地として月面に原子炉などを建設と言うのはどうにも不安です。しかも計画名が『プロメテウス計画』・・・冒険なくして進歩はありませんが、火を盗もうとして永遠の責め苦を受けることになったギリシャ神話にちなんだ名前のごとく、人類に災禍が及ばなければ良いのですが・・・。