クリンの広場

たまっこくりんのおもいのたけ

「WOMEN~女性たちの世界史大図鑑」感想

2020-04-01 | 本と雑誌

さいきん、

「読みごたえ」のある・本ばかり

よんでいましたが、

 

いちばん・しつりょう(質量)ともに 重かったのが、

この本です

 

『WOMEN 女性たちの世界史大図鑑』

 

 

ここには

先史時代~現代までの

古今東西の 有名女性

が、

見開き1ページで 紹介されています

 

 たとえば女王、王妃、巫女、高級しょうふ(娼婦)、

戦士、

スパイ、

医者、

政治家、

学者、

文学者、

アーティスト、

女優、

スポーツせんしゅ(選手)、

 

などの 有名どころから・・

 

 ナイジェリアの女王や、

インドのとうち(統治)者、

軍をしき(指揮)した「ブルターニュ侯爵夫人」、

ザザウ王国の女王、

といった、

 

 「だれそれ

な 

人々まで、

 

実に はば広~く、

知らなかった・女性の世界を

知らせてくれます

 

中には、

男・顔負けの「女性海賊」や、

「女性犯罪者」も

とりあげられていて・・

 

 クリンは、うかつにも アメリカのごうとう(強盗)、

ボニー=パーカーのこと、

(かっこいいな・・

なんて

思ってしまいました

 

 また、生身の女性以外にも・・「不老不死の薬を盗んで

月に逃げた嫦娥(じょうが)」

など、

神話の人物とかも いたりして・・

(※中国の、中秋月餅を食べるきっかけとなった美女です

 

 

いろいろな ヒントをもらえる

しげき(刺激)にみちた 

一冊なのでした

 

 べんきょうになること・この上ないのですが、

 

・新石器時代の女性の腕の骨は、現代のボート選手の腕の骨よりも強靭だった。

とか

・1969年のソ連には77万5000人の女性エンジニアがいた。これは当時のアメリカのエンジニアの総数とほぼ同数だ。

 

など

 

「えええええ~~~~

な 

じょうほう(情報)も あって おもしろい

 

 いけにえ(生贄)や、まじょ(魔女)、男社会の

ぎせい(犠牲)になった

弱き存在としての 

女性たちにも

相当のページを さいており・・・

 

名もなき女性の 日々の営みや、

どれい(奴隷)女性、

じゅうご(銃後)女性、

ろうどう(労働)力としての女性

の パワーや

フェミニズムにも きっちり・ふれていて、、

 

 深みが ありました。。

 

 クリン・・ 女性なのに、女性のことを 

知らなさすぎたな。。

って

はんせい(反省)しています

 

 

 

(ブックレビューは、つづきます

 

 

 

コメント (10)
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