セスタバジカ Cesta Basica

「基礎的なバスケット」という意味のポルトガル語。
ブラジルでは「日常生活を送るための必需品のセット」を指します。

南アフリカ製です

2009年11月20日 | ナミビア
今日はこれを入手しました。買ったのではなく、昨年から今年にかけて当地に半年間滞在していた他大学の院生が使っていたものを請け出したという次第です。しかし、ここに至るには紆余曲折がありました。

どこかに保管されているとは聞いていたのですが、聞いてみてもハッキリしない。ようやくにして置き場を知っていると思しき人に辿り着いたら、今度は倉庫の鍵がない。尋ねても誰が持っているのか分からない。ということで炎天下を歩き回る羽目になりました。ベンという学生さんが案内を買って出てくれたのですが、彼は雑談にご熱心の様子。(英語でなくoshiwanboという現地語なので全く解りません。)結局この自転車と対面するまでに1時間近くかかりました。でも、こういうノンビリしたところがいかにも途上国らしくて私は好きです。ところが、話はこれで終わりませんでした。

走り出して間もなく(1分もしないうちに)、「いくら砂地にしても随分漕ぎにくいなあ」と思って振り返ってみたら後輪が見事にパンク。土道に落ちた木の太いトゲが刺さっていました。(パラグアイでもよく経験したことですが。)借りている研究室にパンク修理セットがあったのを思い出したので大学まで押して帰りました。チューブを取り出してみたらチェックするまでもなく派手に穴が空いていました。もちろん自転車乗りゆえ直すのは朝飯前です。が、ゴム糊があらかた揮発してしまっており、残りもドロッとしていたので上手くくっつかないかもしれません。調査地までが遠いので自転車は必需品といえます。が、必要以上に乗り回すのは自粛した方が賢明かもしれないと思ったのでした。

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