セスタバジカ Cesta Basica

「基礎的なバスケット」という意味のポルトガル語。
ブラジルでは「日常生活を送るための必需品のセット」を指します。

酷い仕打ち

2014年10月12日 | 放浪記

先日の月蝕の写真ではありません。(それはこちらに。)

毎年恒例の「旧北陸本線跡を辿る旅」を昨日走ってきました。(本当は明日の予定だったのですが、天気予報がアレなので。)

国道365線北上中に電光掲示板でも見ましたが、椿坂以北が通行止め。これで必然的に帰りが新道野越となります。交通量の多い8号線はなるべくなら回避したいし、今年度中の供用開始が予定されている椿坂トンネルの様子も見てみたかったのですが・・・・せめて栃ノ木峠まで行ければ迂回路もない訳ではありませんが、これでは仕方ありません。

敦賀市刀根からは杉箸~池河内経由のショートカットを利用して国号476号線に合流。葉原で国道と別れていよいよトンネル街道。いつもワクワクします。

実は途中で懐中電灯を忘れてきたことに気が付いていたのですが、たしか3つ目のトンネル以外はとくに問題なし、それもさして長くないので最悪押しで通過すれば大丈夫、のはずでした。ところがところが・・・・・・

最初の長~い葉原トンネルが真っ暗。先に入った軽トラのテールランプを頼りに少しだけ進めましたが、間もなく完全な暗闇となりました。これが例えば夜の暗さなら少し経てば目も慣れるでしょうが、これではどうにもなりません。少し押してみたら左の壁に肩をぶつけました。「どうしよう、引き返そうか?」と一瞬考えましたが、それだと計画が完全にパーになるので、とりあえず手探りで進むことに。そして前方から救いの手がやってきました。

このトンネルは最初少しカーブして、後はずっと真っ直ぐ。お陰で出口から差し込んでくる光が微かながらも見えました。それが冒頭の写真です。あとはそれを頼りに進むだけ。さらに途中でスマホにEasyLightというアプリを入れていたのを思い出し、それを駆動させました。要はカメラのフラッシュ用のLEDライトを付けっぱなしにするだけなので、光量も懐中電灯と比べたら全然ですが、それでも暗闇では威力抜群。乗って進むには十分でした(ノーベル物理学賞受賞のお三方に感謝)。


北陸自動車道下り線(高い方)の杉津パーキングエリア(旧杉津駅)に寄り、今回も大正天皇が感嘆したという「絶景」を撮影。ついでにこちらも1枚↓



以降のトンネルは全く問題なし。ある程度長いトンネルではことごとく電灯が付いていましたので。ということで、なぜ葉原トンネルだけが完全消灯されていたのか理解に苦しみます。仮に節電のためだったとしても、あの仕打ちは酷すぎます。

最後の山中トンネルを出た後、いつもなら道なりに今庄駅に向かうところですが、先に述べたように国道365号線が不通では行くだけ無駄と判断し、山中峠越の林道(山中大谷線)を通って8号線に出ました。ただし劣悪環境(アップダウンとトンネルの連続、交通量が多いのに歩道なし)のため速やかに県道204号(大谷杉津線)に避難し、海岸まで下りました。

折角なので皆が記念撮影の背景にしたがる小山の近くまで行ってみました。が、本当にただの小山でした。(向こう側まで道が通じていればグルッと一周したところですが。)

振り返ってみれば山の中腹にサービスエリアが見えました。その後は国道8号線→365号線経由で帰ったので特に書くことなし。

あとノルマの八草峠&鳥越峠が残っていますが、それは11月3日に消化する予定。それ以外に遠出することはたぶんないと思います。やはり盆休みが稗抜きで潰れたのが痛かった!

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