セスタバジカ Cesta Basica

「基礎的なバスケット」という意味のポルトガル語。
ブラジルでは「日常生活を送るための必需品のセット」を指します。

種子ゲット

2009年11月30日 | ナミビア
ナミビアの地図をご覧になればお分かりのように、北東部にはアンゴラとボツワナに挟まれた細い領土があります。その先端のほとんど飛び地のような所にあるのがカプリビ州で、ここはザンベジ川の水を得ることができるので既に稲作が国家プロジェクトとして進められています。(それとは異なり、私たちがこれから始めようとしているのは雨期にできる季節性湿地帯を利用した稲作です。)そのカリンベザ(Kalimbeza)という所にある試験場を訪問し、こちらで使うイネの種子をもらってきました。(どうやら雨期の到来のようで、このところよく降ります。そろそろ圃場と苗の準備に取りかからなくては。)

前に紹介したスクスクさんと左画像のナミビア大学農学部副学部長のルーク・カニョメカ(Luke Kanyomeka)先生に交替で運転してもらいましたが、最短距離の道路が未整備のため片道1300kmという長距離出張を一泊二日(未明出発&深夜帰着)でこなすという超強行軍でした。ここには潅漑設備があるので病害虫の少ない乾期の稲作も可能です。なおカニョメカ先生は数度の訪日経験をお持ちで、県立大学にも2度来られています。ザンビア人ながら稲作プロジェクトへの貢献により昨年と今年の2年連続で表彰されました。拍手!(右画像は苗代の準備をしている人達です。)

帰路で運転していたスクスクさんが急に車を停めました。何事かと思って彼の指す方向を見たらそこには! 慌てて引き返して1枚撮りましたが逃げ足が速く、これがやっとでした。このサムネイルやデジカメの液晶画面では別にどうということもない風景写真かもしれませんが・・・・・

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2 コメント

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Unknown (kawashima)
2009-11-30 17:44:36
私ももうかれこれ20年ぐらい前になりますがスリランカのシギリアロックを訪れた際、闇夜ジャングルの中の一本道で遭遇しました。車を運転していた友人が急にブレーキをかけ停車、「静かに!」という声に驚くとすぐ前を「パオーッ」とゾウの親子が国道を悠然と渡っていました。露出を最大にしてシャッターを押しましたが残念ながら撮影は失敗、しかしあの時の感動は忘れません。アフリカ象は凶暴と聞いています。気をつけてください。
フィリピンも来春5月に総選挙、ミンダナオ島では(ミンドロではありません)すでに政敵一族を大虐殺するなど血なまぐさい事件が起こっています。これからますます熱くなりそうです。

ミンドロのヒロにゃン
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Unknown (だいひょう(国外逃亡中))
2009-11-30 19:18:29
思っていた以上にずっと大きかったので驚きました。あの威圧感はテレビ画面からは絶対に伝わってこないものです。象のいる東部地域に行くことはもうないでしょうから、最初で最後のシャッターチャンスを逃しました。キリンは近くにいるみたいですが。

ミンダナオのニュースはラジオジャパン(NHKの国際放送)で聴きました。(Yahoo! ニュースのトップページには載ってなかったような。)今はインターネットがあるので必要ないといえばそれまでですが、20年前のパラグアイ滞在時と同じく短波ラジオを毎日聴いています。

大学院生時代にビサヤで農業指導をされていた先輩が「ミンダナオは恐くて行く気がしない」と語っていたのを思い出しましたが、やることが実にエゲツナイですね。(ゴルゴ13のネタになりそうな気が。)こちらの選挙は無事終了し、結果発表を待っているところです。
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