2011年6月1日、大阪駅に新しいJR高速バスターミナルが完成しました。
超キレイで超デカイです。
Youtubeに良い動画があったので、それもリンクしておきます。↓
http://youtu.be/VgEsmN20nQE?t=29s
JR大阪駅は今年のゴールデンウィークに大幅リニューアルしましたが、
その一環として、JR高速バスターミナルも新しくなったようですね。
動画にはきちんと映っていませんが、待合室もかなりキレイでした。
WILLER EXPRESSの新宿西口バスターミナルにはかないませんが、十分だと思います。
2009年まで、路線高速バス(JRバス、私鉄系バス)には専用(もしくは相乗り)の
バスターミナルがあるのに比べて、ほとんどのツアーバスにはバスターミナルがありませんでした。
小泉元首相の規制緩和の申し子であるツアーバスは、バス自体の質・アイデアや
サービスが日進月歩の速さで進歩しており、路線高速バスを既に凌駕していますが、
やはり安心感という面では路線高速バスに一日の長がありました。
その安心感の源の1つが、バスターミナルだと思います。
実際、バスターミナルが利用できないと、
◇どこでバスに乗ればいいのか、自分が予約したバスのスタッフをちゃんと
探し当てられるのか、等がよく分からず、不安。
◇屋外でバスを待つことになるので、風雨や暑さ・寒さに耐えながら、
待たなくてはならない。
特に、バスが遅延したときなどはとても困る。
◇待つときに椅子に座れない。
◇道端でいきなりバスに乗るのは、ゲリラ的でちょっと不安。
ということになります。
このため、ツアーバス大手のWILLERとVIPライナーは、2010年~2011年に
相次いで専用のバスターミナルをオープンしました。
まずは、東京/大阪/京都だけですが。
これでやっと、路線高速バスに肩を並べられるようになりました。
しかし、まだ大部分のツアーバスでは、バスターミナルを利用できません。
JRバスは、そこが差異化ポイントだと思ったのでしょう。
鋭い着眼点です。
インフラに大々的に投資できる体力は、ツアーバス会社にはありませんから。
リニューアルされた大阪駅のJR高速バスターミナルは駅の真横にありますし、
雨でもJRの改札を出てから濡れずにバスに乗り込めます。
冒頭に書いたように、椅子のあるきれいな待合室もあります。
電光掲示板も完備されていて、どこで待っていれば良いのかも一目で分かります。
やるなぁ、JR西日本バス。
JRバス関東でも、3~5年後には新宿駅の新南口に新しいバスターミナルを
作るそうですし(いまの代々木駅横にある仮設バスターミナルは超しょぼいですが)、
底力を見せつけ始めた、という感じがしますね。
いかにもインフラ会社って感じです。
数年前とは違い、最近、安全性については、ツアーバス会社も運転手2名交代制の採用や
バス整備に力を入れ始めましたから、路線高速バスの優位性はあまり無くなってきました。
もちろん、いまも安全性が不十分なツアーバス会社もあります。
玉石混交です。
が、逆に言えば、「玉(宝石)」のツアーバス会社さえ選べば、安全性は
さほど心配しなくても良いわけです。
一部の優良なツアーバスであれば、全ての面で路線高速バスを凌駕することができるのかも?
と思い始めたとたん、JRバス(路線高速バス)の華麗なカウンターパンチ。
意外な逆襲に、感心してしまいました。
ますますヒートアップする『インフラ系の安心感を前面に押し出すJRバス』vs
『バス設備/サービスが充実した低料金のツアーバス』の戦い。
今後も、高速バス業界から目が離せません。
ただ、この激しい競争の中で、一番苦境に立っているのは私鉄系バスのような気が
します。
超キレイで超デカイです。
Youtubeに良い動画があったので、それもリンクしておきます。↓
http://youtu.be/VgEsmN20nQE?t=29s
JR大阪駅は今年のゴールデンウィークに大幅リニューアルしましたが、
その一環として、JR高速バスターミナルも新しくなったようですね。
動画にはきちんと映っていませんが、待合室もかなりキレイでした。
WILLER EXPRESSの新宿西口バスターミナルにはかないませんが、十分だと思います。
2009年まで、路線高速バス(JRバス、私鉄系バス)には専用(もしくは相乗り)の
バスターミナルがあるのに比べて、ほとんどのツアーバスにはバスターミナルがありませんでした。
小泉元首相の規制緩和の申し子であるツアーバスは、バス自体の質・アイデアや
サービスが日進月歩の速さで進歩しており、路線高速バスを既に凌駕していますが、
やはり安心感という面では路線高速バスに一日の長がありました。
その安心感の源の1つが、バスターミナルだと思います。
実際、バスターミナルが利用できないと、
◇どこでバスに乗ればいいのか、自分が予約したバスのスタッフをちゃんと
探し当てられるのか、等がよく分からず、不安。
◇屋外でバスを待つことになるので、風雨や暑さ・寒さに耐えながら、
待たなくてはならない。
特に、バスが遅延したときなどはとても困る。
◇待つときに椅子に座れない。
◇道端でいきなりバスに乗るのは、ゲリラ的でちょっと不安。
ということになります。
このため、ツアーバス大手のWILLERとVIPライナーは、2010年~2011年に
相次いで専用のバスターミナルをオープンしました。
まずは、東京/大阪/京都だけですが。
これでやっと、路線高速バスに肩を並べられるようになりました。
しかし、まだ大部分のツアーバスでは、バスターミナルを利用できません。
JRバスは、そこが差異化ポイントだと思ったのでしょう。
鋭い着眼点です。
インフラに大々的に投資できる体力は、ツアーバス会社にはありませんから。
リニューアルされた大阪駅のJR高速バスターミナルは駅の真横にありますし、
雨でもJRの改札を出てから濡れずにバスに乗り込めます。
冒頭に書いたように、椅子のあるきれいな待合室もあります。
電光掲示板も完備されていて、どこで待っていれば良いのかも一目で分かります。
やるなぁ、JR西日本バス。
JRバス関東でも、3~5年後には新宿駅の新南口に新しいバスターミナルを
作るそうですし(いまの代々木駅横にある仮設バスターミナルは超しょぼいですが)、
底力を見せつけ始めた、という感じがしますね。
いかにもインフラ会社って感じです。
数年前とは違い、最近、安全性については、ツアーバス会社も運転手2名交代制の採用や
バス整備に力を入れ始めましたから、路線高速バスの優位性はあまり無くなってきました。
もちろん、いまも安全性が不十分なツアーバス会社もあります。
玉石混交です。
が、逆に言えば、「玉(宝石)」のツアーバス会社さえ選べば、安全性は
さほど心配しなくても良いわけです。
一部の優良なツアーバスであれば、全ての面で路線高速バスを凌駕することができるのかも?
と思い始めたとたん、JRバス(路線高速バス)の華麗なカウンターパンチ。
意外な逆襲に、感心してしまいました。
ますますヒートアップする『インフラ系の安心感を前面に押し出すJRバス』vs
『バス設備/サービスが充実した低料金のツアーバス』の戦い。
今後も、高速バス業界から目が離せません。
ただ、この激しい競争の中で、一番苦境に立っているのは私鉄系バスのような気が
します。