もう10年以上前になるだろうか。
初めてヒメアサギマダラを写した時、私が持っていた古いチョウの図鑑には載っていなくて、たいそう珍しいものを見た気分になったものだった。
実際にはすでにその頃から西表島では発生していたらしいのだが、余計な情報なしで初めて見る生き物に出会えるのは何とも楽しいものなのである。
それでもまだまだ個体数は多くないし、よく似た南方系の飛来種もあり、見つけるとつい追いかけてしまう。
マダラチョウの仲間はどれもきれいで、フワフワと優雅に飛んでくれるので見つけやすいのだが、時によるとなかなか静止してくれず、デジカメではいかんともし難く悔しい思いをするときもある。
もともと長距離移動が得意な仲間のようで、毎年のように南方から飛来して話題になる種類もいれば、本土でも見られるアサギマダラのように長距離移動を繰り返す種類もいる。
ところがチョウの仲間でも非常に体が細く、どこにそんな力があるのかといつも感嘆させられるのだが、その秘密はフワフワとした無理をしない飛び方にあるのかもしれない。
私も細身の体を持っている身としては、見習うべきことだろうか。
初めてヒメアサギマダラを写した時、私が持っていた古いチョウの図鑑には載っていなくて、たいそう珍しいものを見た気分になったものだった。
実際にはすでにその頃から西表島では発生していたらしいのだが、余計な情報なしで初めて見る生き物に出会えるのは何とも楽しいものなのである。
それでもまだまだ個体数は多くないし、よく似た南方系の飛来種もあり、見つけるとつい追いかけてしまう。
マダラチョウの仲間はどれもきれいで、フワフワと優雅に飛んでくれるので見つけやすいのだが、時によるとなかなか静止してくれず、デジカメではいかんともし難く悔しい思いをするときもある。
もともと長距離移動が得意な仲間のようで、毎年のように南方から飛来して話題になる種類もいれば、本土でも見られるアサギマダラのように長距離移動を繰り返す種類もいる。
ところがチョウの仲間でも非常に体が細く、どこにそんな力があるのかといつも感嘆させられるのだが、その秘密はフワフワとした無理をしない飛び方にあるのかもしれない。
私も細身の体を持っている身としては、見習うべきことだろうか。