埼玉県秩父・長瀞「小さなホテル セラヴィ」の管理人(オーナー)が綴る、日々のあれこれ。
小さなホテルセラヴィの「時を愛でるよもやま話」
秋の七草+one
朝晩が急に寒くなって参りました。
お部屋には暖房が入っております。
来週からは待ちに待った暖炉も入る予定です。
秋の七草・・
今年はハロウィンにかまけて
すっかり忘れておりました。
かろうじてススキが残っているくらいとなりました。
寂しいので
覚え方の「おさらい」くらいはしておきましょう。
頭文字「オ・ス・キ・ナ・フ・ク・ハ」
・女郎花(オミナエシ)
・尾花(ススキ)
・桔梗(キキョウ)
・撫子(ナデシコ)
・藤袴(フジバカマ)
・葛花(クズ)
・萩(ハギ)
・尾花(ススキ)
・桔梗(キキョウ)
・撫子(ナデシコ)
・藤袴(フジバカマ)
・葛花(クズ)
・萩(ハギ)
フロント脇の窓下
2m強の一枚板のカウンターテーブルに
秋の七草が彫られております。
これだけの大きい作品ですが
景色やアンティーク家具・油絵等々の
邪魔をすることはありません。
奥ゆかしく可愛く優しく
それでもしっかりとした存在感。
先生みたいですね。
管理人のお気に入りです。
時と共に漆の黒があめ色になってきました。
実は一度漆を塗り直してもらっております。
それでも少しずつ変わってゆく姿は
いつ見ていても飽きません。
大好きな作品です。
この七草ですが
実は本当は秋の八草です。
愛の一草が入っております(*^_^*)
管理人は昔から
吾亦紅(ワレモコウ)が大好きでした。
吾亦紅はなんで七草に入らないのかしら!
根は生薬 にもなるし
見た目もかわいいのに
仲間に入れてもらえないなんて!
まったく孤独な花ね!
たぶんそんな感じの話だったかと思います。
聞いてらした先生が
こっそり彫って下さったんです。
大好きな吾亦紅
本当に粋なことをして下さる。
ここに吾亦紅を見つけた時の感動を思い出しました。
豊田豊氏作 秋の七草+one
吾亦紅(ワレモコウ)さし出て花のつもり哉(かな)
一茶
厚さ5㎝長さ220㎝の一枚板
日本画のように彫られた秋の八草
秋の風や空気も感じることができる
とても素敵な作品です(*^_^*)
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