こっち側の坂

凹むこともあった

その都度

「身の丈を知りなさい」

と自分に言い聞かせる

 

それでもまた忘れて

背伸びをして

ころころ転がる

 

毎回

「どうにかなるわよ!」

根拠のない自信で

走り続けた

 

ただ最近

昔と違うところにいる自分を

発見してしまったの

 

歳をとったら

重力に従って

色んなところが落ちて

ほっぺもブルドックのよう

 

かと言って

ゾウのように太くなった足

その分安定がいいとも言えないから

不思議

 

いま管理人が歩いているのは

下り坂

ゆっくり下降している

 

人生山に例えると

今は下り坂だから

登り坂ほどの体力はいらない

 

時間も少しできた分

ゆっくり行けばいいわ

 

ゆっくりな分

周りがよく見えるし

 

どうしても急ぎたいと思ったら

パラシュートを背負って

駆け降りるなんてのも

Good idea!

気持ちよさそう(#^.^#)

 

上り坂にはできない妙技ね

 

力なく身を任せてしまえば

転げ落ちる下り坂

 

下り坂はね

上り坂と違って

転げ落ちても

今まで歩いて来た道には

落ちない

振り出しには戻らない坂

 

前に前に転げ落ちるの

見たことのない未知の道

 

今立ってる場所をよく見て

考える

 

下り坂の歩き方

走り方

止まり方

  

すでに過ぎた頂上は

どこだったかも覚えてないのだけどね

 

たぶん

スタートとゴールは同じ

海抜ゼロ地点と言ったところ

 

生まれてスタート

ハイハイして立って

ゆっくり歩いて

登り始めた

上り坂

上だけを見て

登り続けた上り坂

 

今はいつの間にかの

下り坂

 

下り坂っていい(#^.^#)

ハードルを少し下げる

そんなことが丁度いいもの

 

素直に楽しくね

綺麗な景色なんて見ながら

ゆっくり降りるわ

 

生かされていることに

感謝しながら

楽しい創意工夫を重ねながらね

こんなのが好きだから

 

少しづつ身軽にもしてゆくわ

欲張りさんの背中のリュックは

重いもの

 

なんでもかんでも詰めたからね

いらないものは捨てましょう

 

気兼ねせず堂々とできる

 そんな一つだけでいい

 

身軽になったら

気持ちいい場所を探すの

気持ちいいはエネルギーの流れ道だもの

 

帰り道は

将来どうなるかなんて

要らなぬ心配はしない

 

もう予想なんて手放して

「いま」の新鮮さに

ときめいたり

驚いたりしたいの

 

管理人の持っていたい一つは

笑顔の似合う

チャーミングな女性かな

 

たったそれだけで

周りの人が

なんとなく幸せだったりするものね

 

そんなものでいい

 

下り坂は

知らないうちに

転がったりしたら

もったいないですよ!

 

ゆっくりゆっくり

味わって

 

確認しながら

楽しみながら

一歩一歩降りましょうね

 

下り坂は

自分に返る坂

 

人は幸せになるために

生まれてきたのだそうです

 

幸せをきちんと感じるように

この坂

優しく素直に丁寧に

一歩一歩

ゆきましょうね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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