5分おきにピーピーしていましたが、最後は嘔吐してダウン。
朝食に食べたカジキの味噌漬けがアタッタようです。
夕方まで寝ていましたが、少し体調が戻ったので起きました。
今週は火、木、土が通院日なので、
明朝も具合が悪ければ診てもらってきます。
「セルロイドももうなくなっちゃうね」「記録をとっておきたいな」
セルロイドの最後と歴史をビデオに残した玩具組合の人達の動機を、
「セルロイド・おもちゃ今昔」の制作にかかわった立川信義氏が、
1997年8月1日付の日本経済新聞に寄稿しています。
http://www.youtube.com/watch?v=iQNnMrp7oAo
ビデオに出ているプレス職人の桐生さんとは親しく付き合いをしていました。
話好きだった桐生さんは週刊誌やテレビからセルロイドの取材をよく受けていて、
「取材は好いけれど、仕事が一日つぶれるのでかなわねえ」
と、こぼしていたうれしそうな顔がほほえましがったです。
彩色職人の川村さんは私のところのタイを彩色してくれていましたが、
一昨年、仕事をやめてしまったので専門の彩色職人は一人も居なくなりました。
「セルロイド・おもちゃ今昔」のビデオに出ているセルロイド職人さんは、
亡くなったり廃業したりしてみんな居なくなりました。
2004年、セルロイドハウス横浜館でビデオを制作した立川さんに会ったとき、
私がまだセルロイドの加工をしていることを知って、たいへん驚いていました。
1997年9月、北原照久さんの会社がセルロイドのミッキーマウスの復刻を私のところに依頼してきましたが、
日経新聞のセルロイドの記事を見た北原さんがその企画を思い付かれたのかもしれません。
ミッキー復刻の仕事をしたのがきっかけで、長い間眠っていたミーコが復活したのですから、
セルロイドの記録を残してくれた立川さんは、ミーコ再生の恩人ともいえるでしょう。
1997年、日本プラスティック玩具工業協同組合が創立35周年記念事業として、
当時、都内のセルロイド加工工場が数軒という風前の灯だったセルロイド業界と
セルロイドの歴史をビデオ映像に残した貴重な資料です。
(ビデオ制作:立川信義氏、You Tube投稿:Bee-yan'gさん )
1.日本にセルロイドがやってきた明治期の話
http://www.youtube.com/watch?v=2-v_wqTSo6Y
2・明治~大正期にかけてのセルロイド生地の国内生産への道程
http://www.youtube.com/watch?v=6-5SGsdNXUs
3.セルロイド玩具の紹介や初期のセルロイド製品について語られる
http://www.youtube.com/watch?v=iQNnMrp7oAo
4.大正から昭和初期までのセルロイド産業の歴史が語られる
http://www.youtube.com/watch?v=4AisUPLyy8w
5.戦前から敗戦直後(キャサリン台風による被害まで)が語られる
http://www.youtube.com/watch?v=b3AiijtxLCk
6.昭20年代から30年代までの衰退の歴史を語る
http://www.youtube.com/watch?v=-NZjTsBxPA8