ひよりみ日記

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セルロイド・ドリーム(HP)

百科事典

2008-09-13 19:35:59 | Weblog
インターネットの百科事典「ウィキペディア」
項目を読んでいるとついついリンクをたどり、他の項目を見てしまいます。
気が付いたらパソコンの前に1時間も2時間も座っていることになります。

1961年、平凡社が家庭向け百科事典「国民百科事典」全7巻を発売しました。
それまで百科事典は学校の図書室で読むくらいで、普通の家庭にはありませんでした。
新聞広告で国民百科事典の発売を知った私は欲しくて欲しくてなりませんでした。
全7巻の定価は一万円です。今の貨幣価値に直すと十万円くらいでしょう。
当時、中学3年生の私にはとうてい手の届かない価格です。
そこでセルロイド加工の仕事が好調で金回りの良かった父に、
「百科事典を買ってくれたらうんと試験勉強して志望校に入るから、お願い!」
と、拝み倒すようにねだりにねだって、やっと購入してもらいました。
本屋さんが国民百科事典を配達してくれた時は舞い上がるほどうれしかったです。
百科事典が来てから一生懸命、勉強したかというとそうでもないようで、
試験勉強はそっちのけで百科事典を開き、思春期の男子が興味を持つ項目ばかり読んでいたので、
志望の高校には見事に落ちて、ブルさんも通っていたレベルの高くない高校に通うことになりました。

国民百科事典の上にある「図説社会科年鑑」昭和33年版は、
小学5年生の時に盲腸の手術で入院したとき、父がお見舞いに買ってきてくれたものです。
昔ものは何も残っていませんが、百科事典と年鑑だけは捨てられず今も大切にしています。
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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
平凡社・国民百科事典 (shinji)
2012-12-05 13:08:54
私も小学生の頃にこの百科事典を一生懸命読んだ覚えがあります。記憶している項目は、魔法陣、虫食い算、詰め将棋、モディリアーニの絵画、クラナッハの風景の中のヴィーナス、リズ・テイラー(?)、多指症、赤ちゃんの成長、アングルの泉、ネクタイの結び方(ウィンザーノット、エクスキュアノット)などです。貴重な写真を掲載して下さって有り難うございました。
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