アラバマ物語

午前十時の映画祭「アラバマ物語」（1962年）をMOVIX三郷で観てきました。
テレビの洋画劇場で何度も放送されたので観ていますが、
スクリーンで観ると感激と感動は格別で、まぶたが何度も熱くなりました。
人種差別の激しいアメリカ南部の田舎町で、
黒人青年が白人女性をレイプしたという事件を弁護士アティカス（グレゴリー・ペック）が担当します。
アティカスの賢明な弁護にもかかわらず、無実の黒人は白人ばかりの陪審員に有罪にされます。
彼の二人の子供はこの事件をとおして、無垢な子供から大人の汚れた世界を知り成長して行くストーリーです。
私の好きな俳優グレゴリー・ペックの演技は素晴らしかったですが、
彼の子供を演じた二人の子役がよかったです。
もう一度、映画館で観てみたい作品です。☆☆☆☆☆の佳作です。