かりんとう日記

禁煙支援専門医の私的生活

オンナのきもち

2007年04月19日 | 今日のワタシ
今日、ちょうど精神科の先生と帰りが一緒になりました。
他に誰もみかけなかったので、暗い医局の廊下で経過を報告。
少し調子が良くなったと喜んでいたのに、週末また具合が悪くなったことを言ったら、一笑されました。

「センセイ、そりゃぁ人間、波はありますよ。そんなに簡単に良くなったら私ら苦労しないぢゃないですか

たしかに、そうっす・・・

『ワタシ、今まで人に頼るってことがなかなかできなかったんです。でも今回、色々な人に助けてもらって、それで気持ちが楽になるっていう感覚を味わえてます』

「ウン。ボクは今回のことに限らず、今までセンセイのことを、頑張りすぎてるなあっていう目で見てたこと何度かありましたよ。仕事柄どうしてもそうなっちゃうのかもしれないけど、つっぱらずにもう少し楽にやればいいのにな、ってね」

『ぅ・えっ?!・・・そ う ですた か・・・

「センセイは本来、もっとオンナっぽい人なんですよ。人に甘えたいっていう気持ちをすごく持ってるはずなんです」

そう。
ワタシはいったいいつから、人生突っ張って生きてきたんですかね?
そんなワタシが、あきらめ、忘れかけていた「ホッとできる場所」をやっとこ見つけて・・・
だから今、それを失うことにすごく恐怖を感じているんだわ・・・

あ~、睡眠薬が効いてきた。

今日はもう一つ、以前から院長にせっつかれ、逆にそれでやる気をなくし、それでもやらなくちゃというプレッシャーに苛まれいたある仕事を、とうとう『できません』と断りました。
これでワタシの評価が下がるかもしれないとの思いもあります。
どう思われてんだろうって内心ドキドキだったりもします。
でも『No!』とやっと言えた自分が、ちょっと誇らしく感じたんです。













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