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CELLOLOGUE

バッハの重音トリル問題

  
 バッハのニ短調アルマンドが進捗している。前半はほぼ解読を終了し何とか弾ける状態になっている。
 問題は後半。今日は後半中心に練習した。焦点は2回現れる重音のトリル(写真の赤丸の二箇所)。19小節目の方はそれぞれに指番号が書かれているので、それを参考に解読すると、隣同士の弦を別々の指で同じ位置を押さえるもののようだ。ハ長調プレリュードの最後の重音トリル同様に3本の指をできる限り寄せて弾くものと見た。寄せ加減(笑)が難しい。

 一本の指で2本の弦を同時に押さえればいいのだが、それではトリルができない。2本の指を極力近づける。というよりもほとんど重ねるようにしないと音が違ってしまう。それを補助するために腕の角度も変えなくてはならないか。そんな不自然な体勢の中で、もう一本の指は押さえたり離したりのトリル。う~ん、一本一本の指に神が宿っていないと無理だ(笑)。

 今日は重音トリルの研究を進め、音程、フィンガリングの怪しいところを検討して終わりにした。だいぶすっきり度が上がったように思う(自分比)。

 その後は早くも夕方からストーブを焚いた。ストーブにも夕日があたってまだ明るいのだが、今日は外の作業を中止するほど寒かったから。今夜は熱燗にしよう(笑)。

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