聲の形

2018年9月5日
聲の形。かわいい絵柄なのに最初から最後まで激重だった…。最初、耳の聞こえない子をいじめてるところから始まる、というのは何となく知ってたけど、まさかここまでとは。リアルないじめ描写は見るのがつらいです。深く考えず想像力のないまま嫌がらせをするひと、気にくわないから意図的に傷つけるひと、それをニヤニヤしながら見ているひと、友達がいじめてるから同調するひと、いじめられている子と仲良くしておきながら助けないひと。現実世界のいじめの構図。石田はたいしたことをしているつもりはなかったんだろうな。想像力の欠如。自分がいじめの標的になってなかったら、多分、硝子のこともたいして印象に残ってなかったと思う。大人になって「あのときは悪いことをしたなぁ、ははっ」くらいに思い出すか、それすらも思わずに植野みたいになるか。根っからのいじめっ子って植野みたいなタイプが多いんだと思う。超自己中な謎理論を展開してあんたが悪いからいじめるんだ、って罪悪感のかけらもない。高校生にもなってこれじゃあもうどうにもならないだろう。自分が追いつめたせいで自殺しようとした子をさらに責め立てるってもうね。サイコパスか。娘を大事に思う親からしたら殺したいくらい憎いんじゃないかな。しかし、こういう自己中なひとのほうが人生楽しく生きられるんだよなぁ。他人の人生をめちゃくちゃに破壊しておきながら。神様なんていないからね。だいたいそんなに石田が大事ならいじめられてたときに声をかければよかったじゃん。まわりと一緒になっていじめておきながら、そのことを反省もしないで、硝子のみを責め立てるってわけわからん。そもそもは石田が硝子をいじめてたからいけないのであって、硝子が転校してきたことを責めるってほんといいかげんにしろよと。嫌いなら嫌いでいいんだよ。嫌いなのにわざわざ話しかけて関わろうとするのが解せぬ。特に高校生になってから。学校が違うのにわざわざ関わってきては嫌がらせする。硝子のせいでみんな不幸になったから仕返ししなきゃ気がすまない、とかいう思考なんですかね。ラストも劇的に解決するわけじゃないあたりがリアルではあるけど、それでいてフィクションらしい都合のいい部分はあったりで、なんかこう気持ち悪さが残るんだよな。いろんな感情を掻き立てられてざわついて心に残ったし、そういう意味ではきっと素晴らしい作品なんだろうけど、もう一回見たいとは思えない…というか見たくない…。
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