宇宙ウクレレ vs MuseScore

ウクレレユニットは東京から宇宙に飛び出し「宇宙ウクレレ5」となって復活。楽譜作成ソフトMuseScoreのtipsも。

GoPro MAXの360度写真を修整加工しても360度写真として使えるようにする

2023-12-24 14:27:04 | Digital Gear

GoPro MAXは、手軽に360度写真・動画が撮れる、お気に入りのアクションカム。自分の場合はアウトドア系で使うのでなく、音楽活動のステージ写真として重宝してます。三脚を立てて撮りっぱなしにしておけば、あとから好きなアングルでトリミングできるのがよいところ。

もちろん360度そのままでシェアするのもよいですね。Facebookは、360度写真もそのままの形式で表示されるので。ビッグバンドのリハーサルで、スタジオ中央にカメラを立てて撮影すれば、全員が1枚の画像にいっしょに写ることができますね。

撮った写真を修整したいことって、よくあります。以前、Gimpで修正してFacebookにアップしたら、360度でなくて下のような展開された写真になってしまいました。そのときは解決方法がわからず、断念したのですが・・・。

Gimpがバージョンアップしたからなのか、Gimpで加工しても360度写真の設定が保持されたまま保存できるようになったみたいで、Facebookでも手間なく360度写真がシェアできるようになりました。

ただ、まだ問題がゼロになったわけではなく、GoProの純正アプリGoProPlayerでは、Gimpで加工すると、360度写真でなくなってしまうんです。これ、なんとかならないかと、探ってみました。


まず、360度写真の定義を調べてみました。jpg画像が360度フォトとして扱われるのは、XMPという埋め込まれたメタデータに、Gpano : equirectanglarという項目が記述されているからなのですね。Gimpの「View Metadata」でXMPの中身を確認できます。

このXMPパラメータがそのままの状態で保持されていれば、FacebookでもGoProPlayerでも360度写真で使用できます。GimpでXMPを保持するのは、画像エクスポート(jpg)の設定画面で、「XMPデータの保存」にチェックを入れて保存すればOKです。

OKではあるのですが・・・。Gimpの固有の問題だと思われるのですが、XMPメタデータの最初に、Gimpが勝手にパラメータを追加してしまいます。

赤枠で囲ったところが、Gimpが追加したパラメータ。これがあると、GoProPlayerでは360度写真と判別してくれません。

Gimp上でなんとかこのパラメータを消せないかとやってみたのですが・・・わかりませんでした。

ここまでわかれば、あとはXMPのパラメータを編集できればよいだけです。そこで役に立ったのが「Exif Fixer Online」というサイト。Exif Fixerという無料アプリを配布しているほか、ブラウザ上でEquirectangular(球状パノラマ) か cylindrical(円筒状パノラマ)か自動判別してXMPデータを書き込んでくれます。

Exif Fixer Online
https://exiffixer.com/online.htm

 

下が、Exif Fixer Onlineで書き換えたXMPデータです。

すごくシンプルになってしまいましたが、これでGoProPlayerでも360度写真と認識してくれます。


TASCAM Portacapture X8の32bit float録音で音割れしないテスト

2023-01-07 13:10:59 | Digital Gear

32bit float録音ができる機能に惚れて即買いしたTASCAM Portacapture X8。以前の記事で「Audacityで32bit float編集ができない!?」という記事を書きましたが、わたくしの勘違いでした。問題なくできます!(前の記事内でも訂正コメントを書かせていただきました)

間違った情報を出してしまいましたこと、改めてお詫びいたします。

さて今回は、32bit float録音がどのくらい便利なのかを改めてレポートさせていただきます。下記の画像をご覧ください。

Audacityの編集画面に、32bit float録音であえてレベルオーバーで録音したデータ(上段)と、それをノーマライズ処理したデータ(下段)を並べました。

ノーマライズ処理では、約25dbもレベルが下がりました。そんな、ありえないくらいの入力オーバーなデータでも、ノーマライズひと手間だけで、きれいな録音データにできます。これが32bit float録音のすごいところ。

なお、上段のノーマライズしていないデータでも、再生ボリュームを適度に下げておけば、音割れせずにきれいに再生できます。なので、録音後のポスプロでも、適当にゲインを下げるなどしてあげれば、ほとんど手間もかからず、楽に動画編集に使えます。

・・・・・

私がPortacapture X8を購入した頃は、まだ32bit float録音機の選択肢は少なかったですが、昨年末にはZOOMからも手ごろな価格のICレコーダーが発売になって、これからどんどん安価な機種が登場してくるんでしょうね。私は本来は、高級機でなく格安機を使いたい派なので、早々にPortacapture X8に手を出さずに、ZOOM MicTrak M2のようなコンパクトな初心者向け機種を待っていてもよかったかも(しかも、MicTrak M2は単三電池2本で動くのも魅力。Portacapture X8は単三電池4本必要です)。


【訂正】Audacity 32bit float編集できます

2022-12-09 20:11:43 | Digital Gear

録音のレベルオーバーの失敗がないということで、重宝しているTASCAM PortacaptureX8。先日もビッグバンドの演奏を間近で録音して、レベルメーターは振り切れているものの、まったく音割れしていませんでした。へたな素人が本番録音するのに、ほんと助かります。

クリップされているにも関わらず、過大な音量が入力されたところでも歪まずに再生できてます。特に処理しなくても、音量のダイナミックの差があまりなくなるってだけで、普通に聞けます。むしろコンプ処理をしたかなくらいで、チープな再生環境では聞きやすいかもしれません。

まあしかし。ジャズオーケストラのfffからmpまで、そのダイナミックを楽しみたいというのであれば、入力オーバーした分だけレベルを下げる処理をして、元の音に近いダイナミックスで聴きたいですよね。

で、いつものAudacity。読み込みはばっちり。ですが・・・・レベルを下げても、波形が回復しない!! どうやら32bit floatの加工には対応していないようです。(自分はあえて、Audacityの32bit版を使っているので、64bit版なら32bit floatもバッチリ加工できますというのであれば、64bitに移行することも検討したいですが、調べた感じだと32bit版も64bit版も対応してなさそう)

32bit floatに対応しているDTMアプリはいっぱいあるようなので、そのアプリをインストールすればよいというだけの話でもありますが。Audacity愛用者としては、すごーく残念な事象でした。

 

【訂正します 2023年1月7日】

Audacity での32bit floatデータ編集、できました。上の書き込みは、私の勘違いでした。すみません。

「録音レベルが振り切れたデータを復元できない!?」と焦っていたのですが、よくよく調べてみたら、24bitで録音してました。「不注意だっただけ」というオチでした。設定ミスです。お恥ずかしい。

録音設定は毎回確認すべし!

という教訓になった大失敗でした。

とはいえ、小さな収穫もあります。録音レベルが振り切れている状態でも、運よく音割れしていない程度でした。PortacaptureX8のマイクの素性がよいのかもしれません。


TASCAM Portacapture X8録音 32bit floatとノーマライズ聴き比べ

2022-07-16 08:56:49 | Digital Gear

ライブ録音に使うICレコーダー。ZOOM H1からTASCAM Portacapture X8に買い換えました。

話題の32bit float録音ができるレコーダー。まだ32bit floatレコーダー機が世の中に登場して間もないこともあり、値段もお高め。そんなに高い機材、あんまり必要性を感じていないのですが、それにも代えられないくらい、32bit floatで録音できるレコーダーが喉から手が出るほど欲しかった!

ご存じの方も多いと思いますが、32bit float録音の何がいいかというと、音量オーバーしても音割れしないこと。つまり、ライブ録音でよくありがちな「入力レベルを大きくしすぎてクリップしちゃった!」というミスが起こらないのです。これは、われわれアマチュアバンドからすると夢のような機能なのです。

私の場合、ウクレレバンド、ビッグバンド、アシッドバンド、ジャグバンド・・・いろいろな音楽に参加させてもらっています。バンドの演奏音量の差がものすごいので、これまで入力レベルの設定はかなり神経を使ってました。それでもたまに音量オーバーになって、がっくりすることも何度か・・・。そういう取り返しのつかない失敗がなくなる、というのが32bit float録音。

5月の宇宙ウクレレ5のライブでも使いました。ウクレレは音量が急激に大きくなることはあまりないので、それほど失敗はないバンド。で、今回のアシッドバンド「ABOUT」はかなり音圧があるバンドなので、録音失敗する可能性が大いにあるんです。

X8は、入力調整もできるのですが、調整もなにもせず、ただ録音ボタンを押してスタート。

録音したデータを見ると、かなり振り切れているように見えます。そこでノーマライズ処理をしてみると、きれいな波形が現れます。

ということで、録音ママのデータとノーマライズしたデータをAudacityで開いて並べてみました。上が録音ママ、下がノーマライズ後。録音ママのデータの最後のほう、これまでの録音機材だったら絶対クリップされてると思います!

最後から2曲目を拡大してみたところ。音量が0DBに張り付いているあたりでもわりときれいな波形でギリギリセーフのようにも見えますね。

一番音量が大きそうなところを聴き比べる動画を用意しました。

TASCAM Portacapture X8録音 32bit floatとノーマライズ聴き比べ

ノーマライズしたほうは、音量が若干下がった感じですが、私の耳では音質的にはあまり変わったように聞こえません。32bit floatはノーマライズ後のデータにコンプをかけたような音にも似ているように感じます。皆様いかがでしょうか。(Youtubeにアップしたものは音質も劣化しているかもしれませんが)

ということで、今回、バンドのライブ動画を作るときには、ノーマライズせず32bit floatのままPremiere elementsで読み込んで編集、出力しました。32bit floatでも問題なく読み込めます。

それと、Portacaputureで録音して想定外のよかったことは、動画にあわせたときに後半でも音ズレしてないことです。

Zoom H1のデータは、動画の頭で音合わせしても、必ず後半でズレてました。1曲4分くらいの動画でもズレは顕著です。この調整が非常に手間でした。それが、Portacapture X8はまったくズレません(OSMO Action 4k30pに対して)。これは編集がラクだー。


マルチエフェクターZOOM RFX-300を使ったトランペットエフェクト演奏をテストしてみた

2022-06-12 10:46:24 | Digital Gear

バンド仲間のサックスプレーヤー為さんから、マルチエフェクターを譲り受けたんです。約1年前。ZOOMのRFX-300を3000円で。

トランペットでもエフェクター使って演奏しているプレーヤー、いますよね。たとえばRandy Breckerとか。もっと昔でいうとMiles Davisだし、日本では近藤等則さんなど。マイルスも近藤さんもすでに鬼籍に入られていますが・・・。今の日本のジャズトランペットプレーヤーでもエフェクターを使いこなしている方、います。

本音でいうと、エフェクターは素晴らしいトランペットプレーヤーが使ってこそ、と思います。下手なトランペットがエフェクター使っても、下手さが増幅されるだけかと。あるいは、ごまかしかと。なので、自分が使うことはあまり考えてなかったのですが・・・、譲ってくださるというので、お酒の勢いもかりて入手してしまいました。1年前。

で、これまで箱を開けないまま1年間ほど放置してました。何に使えばいいのか、アイデアもなかったし。でも譲ってもらったのにそれもなんだな、、、申し訳ないなと思い返して、とりあえず音を出してみることに。

ZOOM RFX-300は、入力が標準プラグなので、コンデンサーマイクが接続できません。で、ファントム電源を追加購入。なんとNEEWERが出しているんですね、格安ファントム電源モジュールを。(NEEWERはカメラ用品メーカーと思っていたのですが、動画撮影が普及してきたこともあり、録音機材も出すようになったのでしょうか?)

AKG管楽器用クリップオンマイク→NEEWERファンタム電源→ZOOM RFX-300→ベースアンプ とつないでみました。(アンプはRoldandCM-30を使えばもっと良いのですが、棚の奥から出すのが面倒くさかったったので、引っ張り出しやすいベーアンで代用です)

きつめのReverbとハーモナイザー(オクターブ下と上の2種)で音出しししてみました。

マルチエフェクター、いろいろなエフェクトをマルチエフェクターZOOM RFX-300を使ったトランペットエフェクト演奏

つまみとかボタンとかたくさんあって、どういうセッティングにすればいいのか、よくわかりません。しかも管楽器の場合、自分の聴いている音は、頭蓋骨を伝わってくる音の成分がかなり多いので、吹きながら出音を確認できないんですよね。こうやって録音して聞いてみたのですが、音作りを追い込むのはそうとうたいへんだなー、というのが正直な感想です。

それに、エフェクト演奏をどこで使うのか問題・・・。アシッドジャズのバンドもお手伝いしているので、ソロのところでリバーブかけてスペイシーな効果を出してみるとか??? でも・・・メンバーにダメ出しいただきそうで、不安が大きいです。

出番はあるのか? エフェクター。


デジタルカメラFZ1000の動画撮影30分制限を解除する裏技を試してみた

2021-07-08 23:05:26 | Digital Gear

ライブをビデオ撮影するとき、自分が演奏しているところを撮るには、ずっと録画を回しっぱなしにしておくしかありません。ビデオカメラは、録画時間制限がなくていいのですが、スチルカメラでの動画撮影は、だいたい30分で自動で止まってしまいます。いま使っている機材は、SONYのビデオカメラAX-40、DJIのアクションカメラOSMO ACTION、それとPANASONICのコンデジFZ1000の3台。前の2台は、ステージの最後まで録画できますが、FZ1000は1ステージの最後まで録画できません。

だいたいアマチュアバンドの1ステージって、30分~50分くらい。FZ1000だとあとちょっとのところで録画が切れてしまい、いつも残念な思いをしているんですよね。あー、録画時間無制限のデジカメがほしい・・。具体的にはPANASONICのGHシリーズとかですが・・・。

いや、待てよ。そういえば思い出したぞ。数年前、30分制限を解除する裏ワザが、とあるユーザーによって発見されたという情報を・・。そのとき試してみたのですが、なぜかしら裏モードの設定ができずあきらたのですが・・・。

あらためて検索してみると、解説動画が見つかりました。

【デジタルカメラ 4K動画撮影 30分制限解除方法】LUMIX G7・FZ1000 and more(コスパフォ情報局さんのYoutube動画)

これ、2017年の動画なんですね。そのときは、なぜかしら裏モードになってくれずあきらめましたが、2021年、もう一度チャレンジ! 今度はうまくいきました。

先日、某バンドのオンライン配信ライブで実験。無観客なので、ステージ前にカメラを自由自在にセッティングできて、マルチカム撮影にはベストなシチュエーション。3つのカメラで回しっぱなし録画しました。

50分ほどの録画時間。FZ1000でも問題なく撮影できていました!(FZ1000のバッテリーでは50分はもたないので、DCカプラーとモバイルバッテリーを使ってます)

4K30Pでの録画。AX40とFZ1000の画質を比べると、FZ1000のほうが1ランク上の精細さ。センサーサイズはFZ1000のほうが大きい(1インチ)ので、当然といえますが。また、AFもFZ1000のほうが安定していました(ステージ照明が消えた場面では、AX40は前後に迷ってましたが、FZ1000は迷うことなくフォーカスがあってました)。

3台のカメラで撮影していれば、フォーカスが迷ったり、床の振動でブレたりしてもどれかのカメラの映像は使えると思うので、ポスプロ編集でなんとかなります。まだ当分の間は、この3台でやっていけそうです。


インタビューしたICレコーダー音源から、自動テープ起こし成功した!

2020-07-11 12:43:32 | Digital Gear

職業は雑誌編集者ということもあって、取材して記事を書くこともあります。取材のときに録音した音声を、後で聴き返しながら記事にまとめるのがスタンダードな進め方。最終原稿を別の人が書く場合は、録音を聴いてテキストを書きおこした取材原稿を、執筆者に渡します。この、録音を聴いてテキストにする作業を「テープおこし」なんて言います。平成生まれの人には意味不明かもしれませんが、昔はカセットテープに録音していたからです。

この作業、けっこう集中してやらなければならないのと、時間がものすごくかかるのと・・・かなり疲れるし、面倒な作業なんです。これさえなければ、取材ってほんとに楽しい仕事なんですけどね。

スマホが音声入力できちゃう時代に、雑誌の現場ではいまだに「録音を聴き直して書く」というアナログな作業。なんでやねんと思いますよね。

テープ起こし業者さんもたくさんあって、以前に比べると格段に安くやってくれるようになったので、ロングインタビューなどは業者さんに出すこともあります。しかし、納品されるまで数日かかるし、当然費用もかかります。やっぱり、自分でテープ起こしやるしかない、ということもよくあること。あー、今日も深夜残業か・・・。

Googleドキュメントに優秀な音声入力機能があるのは知っていて、これを使えないか、あーだこーだ試してみたことはありました。でも、そのときはうまくいきませんでした。自分の声だと簡単に入力できるのに、ICレコーダーの音をマイク端子につないだり、パソコン内蔵マイクの前でスピーカー再生してみたりしたのですが・・・ほとんど反応しない。録音状態の問題か、パソコンの設定の問題か・・・あきらめていました。

Google音声入力の活用法としては、録音をイヤホンなどで聞きながら、同じことをオウム返しのようにしゃべって音声入力する方法もあり、これをやっている記者さんもいるみたいです。これでもかなりの時間節約になるのでしょうが、これだってけっこう疲れる作業ですよね。理想は、寝ている間にテープ起こしが終わっていて、取材翌日にはすぐ原稿執筆にとりかかれること。これが可能になるのが夢でした。

それから数年、もう一度、音声入力を試してみたくなりました。というのは、友人から、ベリンガーのUSBオーディオインターフェースを譲ってもらったのです。ちゃんとしてUSBオーディオインターフェースは、これが初めてかも。

これに、ICレコーダーをつないだら、どうなる?

やってみたら、Google音声入力で認識してくれるじゃないですか! 数年来の夢が、あっさり実現か!

接続方法は、シンブルです。

ICレコーダーのイヤホン端子と、オーディオインターフェースのマイク入力端子をつなぎます(ベリンガーXENYX302USBには、3.5ミリのマイク端子があります)。

オーディオインターフェースは、USB2.0でパソコンとつながっています。

パソコン(Windows)の設定画面で、入力デバイスがオーディオインターフェースのマイクになっていることを確認します。私のパソコンでは、「マイク(2-USB Audio CODEC)」となっています。また、マイクテストのインジケーターが、ICレコーダーの再生音に反応していることを確認します。

オーディオインターフェースやパソコンのサウンド設定の音量の設定はそれなりに。

普通にインタビュー録音したデータが、みるみるGoogleドキュメントに入力されていく! 感動ものです。

だけど、たまに音声入力を受け付けてないときもあります。まだ完ぺきではない様子。パソコンのスペックや、ネットのトラフィックの速度もあるかもしれません。

また、誤変換もけっこうあるので、一通り自動入力が終わった後、手直しは必要です。でも、耳で聞いてキーボード入力するよりは、ずっと手間が省けそう。

これからは、インタビュー録音の段階で、音声入力しやすい音質で録れるように考えていくのも必要かもしれませんね。


OSMO ACTIONのHDR動画の問題をカラーグレーディングで解決

2020-02-15 11:05:16 | Digital Gear

2/11@東中野じみへん。なにわのてつさんのライブに前座出演させていただきました。今回は、Celelepiと名乗ってのエントリーです。

Celelepi。14年ほど前に組んでいたウクレレとチェロとピアノのユニット。チェロさんはいませんが、当時のピアノ担当じゅんけさんと演奏するのだから、チェレレピを名乗るのもありかな・・ということで。

浅草線で行こう(Take the A Train)
フライドポテトで恋占い(Fly Me To the Moon)
ゴミの日くるまで
五七五の音サンバ(One Note Samba)

・・・・・・・・・・・・

今回の話題は、アクションカム「OSMO ACTION」のHDR動画です。

HDRなので、白飛び・黒つぶれしにくい、階調の残った映像を録画できます。ライブハウスのような暗いシチュエーションでも失敗することが少なくて、使い勝手いいです。

ただ、暗めの場所では暗部がもち上がりすぎる傾向があって、あっさりした絵になってしまうのが若干気になるところ。もうちょっとアンダーに仕上がった方が、締まった絵になって見栄えが良くなりそうです。

こういうときは色調整。動画ではカラーグレーディングって言葉がよく使われますね。

どの動画ソフトにも色調整機能はありますが、今回はカラーグレーディングで定評のあるDavinci Resolveで。Davinci ResolveにはLUTという、RAW動画を一発でカラーグレーディングできる機能があり、これと使ってみようと思います。

RAWは撮像素子が光を取り込んだ、素のままのデータ。階調を損なわないようにしたデータですが、そのままでは見た目がグレーっぽくてねむい画像です。通常は色調整をして作品に仕上げます。

RAWのねむいデータを、一発で見栄えよくしてくれるのがLUTだとすると、OSMO ACTION HDRのねむい動画をLUTで見栄えよくしたいというときにも使えそうです。

ただしLUTは、カメラの機種ごとに最適化されており、本来は使用機種にあったLUTをあてる必要があります。LUTのリストの中には、OSMO ACTIONは見当たりません(Davinci Resolve15)。そこで、今回はいくつか試してみて、イメージに近いものを探してみます。

Davinci ResolveのLUTの設定メニューです。この中にDJI(OSMOのメーカー)があったので、上から順番に試してみて、上から2番目のものをあてることにしました。

下の写真が比較画像。左が元の動画、右がLUTを当てた動画です。

黒が締まって、赤もこってりのった絵作りになりました。見栄えよくなったのではないでしょうか!

ところで最近、動画のプロの間では、ETTRという撮影方法が注目されているのだそうです。

参考サイトVOOK「撮影の新常識!?ETTR(Exposing To The Right)とは何か?露出オーバーで撮る利点と欠点のお話。[s-logはオーバーで撮ろうの続編!!!」
https://vook.vc/n/1958

露出を挙げて撮影し、後から露出アンダーに調整するというカラーグレーディングの手法です。今回のHDR動画をカラー調整したのも、そのアプローチに近いかもしれません。

今回のライブでは、テナーリコーダーも駆り出して演奏。テナーリコーダー、しばらく練習しないと指が届かなくなってて、ちょいつらかったです。


Osmo Action 4k撮影でライブ動画が素敵に

2019-10-22 08:49:49 | Digital Gear

今月買ったばかりのOsmoAction。メーカー直販サイトで安く買えた!とホクホク顔だった私ですが・・。先週、ライバルGoProの新製品「GoPro8 Black」が発表されて、Osmo Actionの価格が急降下。今ならさらにお安く購入できます。あと2週間待っていれば・・・と悔やまれますが、この2週間、いろいろな場面でOsmoActionが活躍してくれているので、この撮影チャンスをものにできたことをよしと考えましょう。

所属する大学ビッグバンドサークルのOBOGバンドの演奏の場がありました。大学のホームカミングデー。卒業生たちが古巣の大学キャンパスに集まり、出店を出したり、講演したり、演奏したり。所属OBOGビッグバンドも、大教室で演奏いたしました。ここでもOsmo Actionがいい仕事をしてくれました。

上の写真は、OsmoAction4k動画からキャプチャーした静止画。Osmo Actionをカメラ三脚に載せて、舞台上に置いて録画したものです。

アクションカメラのいいところは、超広角な撮影画角。ワイドに撮れるので、バンドのそばに設置しても大勢の演奏者を映せます。もう一つは小ささ。舞台上にあっても、マッチ箱くらいの小ささなので、客席から見てカメラだと気づきにくいと思います。(出演者も気づかないかも?)

客席から撮影した別カメラの映像にはOsmo Actionが映っていませんでしたが、中央から上手の客席からは見える位置にカメラを置いています。

さらに、OsmoActionは4Kで録れるので、2K編集する前提でトリミングができます。ソリストをズームアップしても、ピクセル等倍までは画質が落ちません。

今回、4Kカメラ3台でマルチカメラ編集。(下の動画は2台ですが、別テイクは3台でミックスしました)心配なのは、PCが編集できるスペックなのかということですが、3年くらい前のCore i3、8Gbメモリー、Adobe Premiere Elementsという非力なパソコンで、途中カクカクするところもありながら、イライラしない程度の作業効率で編集できましたよ!(出力には実時間の3倍くらいかかりますが)

下が2Kで出力した動画です。2カメとも三脚なので、ブレがなくて見やすい動画に仕上がりました。

ここから演奏の話・・。

今回の演奏では、珍しくトランペットソロをとらせてもらいました! OBOGの中でも強者が集まるバンドなので、いつもだったら自分のソロの出番はないのですが、今回はどうしたことでしょうか。前後、スーパーソリストに挟まれて、内心はプレッシャーが重かった。でも、かっこいいところを見せようと思わないで、できることをしっかりやろうという思いで吹いたら、自分としてはハナマルなアドリブソロが演奏できました! リハでもこんなにうまくいかないのに。本番に強いタイプかもしれません、ぼく。

このバンドのことを少し書かせていただきます。

指揮を振っている大先輩Sさんは、音楽業界で仕事しつつ、ビッグバンドをこよなく愛していて、自ら複数の社会人ビッグバンドを献身的に運営しているスゴい人。ビッグバンドの運営は、楽譜調達、練習場所確保、メンバー集め、日程調整・・・などなど、そうとう手間ヒマかかるので、ふつうの人はやりたがりません。それなのに複数を運営とは!!

多くのビッグバンド部員が卒業してビッグバンドから離れてしまうのは、ちょっと残念なこと。ぶらりと来ていつでも演奏できるビッグバンドがあればいいのに、という目的で立ち上げられたバンドが、今わたしが参加させてもらっているAAAオーケストラです。AAAとは、Anyone at Anytime(誰でもいつでも)の頭文字。OBOGなら誰でも練習に参加できるんです。当日、飛び入りでもOK!(本番でも当日飛び入りで参加する人が何人もいますよ)そんなわけで、自分のように実力が足りなくて気が引けるプレーヤーでも、気軽にビッグバンドのある生活が楽しめるのです。

さらにS先輩、大学OBOG向けとは別に、「ビッグバンド好きなら誰でも!」(Open BB)というバンドも運営しています。スゴスギ

AAAオーケストラは、平均年齢60云歳 今のところは高齢者が多いです。でも何人かは20代。おじいさん・おばあさん世代と孫世代がともに真剣に音楽を楽しむって素敵ですね。

さらに、素晴らしいのは、定年後にプロミュージシャンを目指したり、音大に入りなおしたりする人が出てきたこと。60代で夢を追い続け、人生を楽しんでいる人たちがいっぱいいるんです。オジサン・オバサンたちが生き生きして楽しんでいるバンドです。


Osmo Action HDR録画の実力

2019-10-12 00:43:50 | Digital Gear

消費税増税前の駆け込みで買いました、アクションカメラ。

GO PROなどのアクションカムは超広角が魅力。ライブ録画をするときに、ふつうのビデオカメラだと、狭いお店ではバンドメンバー全員が映らないなんてこともあります。でも、アクションカムなら目の前においてもほぼ全員映せるくらいの広角レンズ。撮影の幅が広がります。

アクションカムといえば人気No1はGO PROですが、ここはあえてNo1を選ばずにDJIの新星、Osmo Actionを購入。なにが選んだポイントかというといろいろありますが、HDR動画をとれるんです。ライブ会場は白飛び、黒つぶれ・・・撮影には厳しい環境ですから、HDRで少しでも見栄えのよい動画が撮れることを期待して。

ということで、今回はOsmo ActionのHDR動画と音声はいかに!というテスト撮影です。まだ使いこなせていないので、ベストなセッティングではないかもしれませんが、ご容赦ください。

ライブハウスの一番前のテーブルの先端において、このくらい広角に映せます。Osmo Actionの画角は145度だそうなので、通常のビデオカメラの広角端(F24mm相当)の約2倍くらいの画角で写っている感じでしょうか。

Osmo Action 4K30P HDR⇒2K30P「グランドキャバレー」

動画は、youtubeアップ用に4k⇒2kにダウンコンバートしています。

HDRでの露出はほぼ見た目と同じくらい。若干明るいくらいかもしれません。静止画だとノイズはあまり気になりませんが、動画だと暗部ノイズがちらついて、ちょっと気になります。露出補正できればよかったのに。

(追記1)Youtubeの2K動画と、PC内の2K動画を見比べてみると、Youtubeの動画の方がこころなしノイズが少ないように見えます。Youtubeは画質が若干おちるといわれていますが、むしろノイズリダクションがかかって見やすくなっている?

(追記2)Osmo ActionのHDRは、手振れ補正がききません。なので、動画の最初でブレが発生しているのがわかります。カメラをテーブルに置いてあるので、お客さんがテーブルにグラスを置いたときなどに揺れが出ているものと思われます。

音はよいとは言えませんが、そこそこ明瞭に録れてました。ホワイトノイズ的なものもほとんど聞き取れません。ようやく外部マイクアダプタが発売されたので、次回はそれを入手して外部マイクをつなげて録ってみたいですね。

ライブ録画にはとてもおもしろい機材です。工夫次第でユニークな映像が撮れそう。研究して、かっこいい動画が撮れるようになりたいなぁ。


ZOOM H1をオーディオインターフェースに

2019-09-16 01:00:45 | Digital Gear

上の写真は、ZOOM H1をDAWのオーディオインターフェースに使っているところ。

ZOOM H1をご存じの方は「ZOOM H1ってICレコーダーでしょ? オーディオインタフェースじゃないじゃん」と思うかもしれませんが、できるんです。

USBケーブルでPCと接続するとき、カードリーダーモードとオーディオインターフェースモードのどちらかを選べるようになっているんです。そのままZOOM H1をUSB接続マイクとして使用することもできるし、外部マイク端子に外部マイクをつなぐこともできます。まあ、外部マイクをあえて接続する意味はあまり思いつかないですが。ここにウクレレをライン入力したらどうなるだろうとやってみました。

ライン入力のジャックは、3.5mmミニプラグなので、標準プラグは刺さりません。そこで、ミニプラグ変換用のパーツを使って、ウクレレとH1を直結!

音は録音できます。でも、ウクレレの温かい音にならないんだよなぁ。つま弾いたときのアタックが強く出てしまうって言うんでしょうか。硬い音(インピーダンスとか、そういう問題?)。間にプリアンプなどかませて、音質を調整する必要がありそうです。

それより、H1のマイクで拾った方が断然ウクレレらしい音で録れました。やっぱり、ラインの音と生音って違うんですね・・。ライブでは「プリアンプ? 面倒くさいなぁ」と適当に考えていましたが、今さらながら音作りをもうちょっと真面目に考えた方がいいのかなと考え始めました。

・・・・・・

こんなことをやろうと思ったのは、新曲のデモ音源を作ろうと思ったからなのです。

今までAudacityで宅録してましたが、今回からCakewalkを使ってみることにしました。Cakewalkは古くからある本格DAWソフトで、一時期はSonarという名称になっていましたが、なんと販売権を持っていたGibsonが経営破綻で手放してしまったのです。それを引き継いだのがBandlabで、なんと無料公開! 将来的にずっと無料かはわかりませんが、とりあえずこれでDAWを始めてみよう。ということで、今回のデモ音源づくりがスタートしました。

実は、Audacityで宅録しているときは、こんな雑なシステムで録音していました。

パソコンのマイク・イヤホンコンボジャックに、分岐パーツを付けて直刺し! DAWバリバリの人からしたら、あきれて開いた口がふさがらないレベルです。

もちろん、録音の遅延が発生するので、後から手動で拍合わせしなければなりません。

H1を使うに至った理由のひとつが、ASIOドライバがあることです。買ったときはまだASIOドライバが出てなかったはずですが、久しぶりにサイトを見たらリリースされているではないですか! 専用ASIOドライバが!

ASIOを設定すれば、レイテンシー(遅延)を大幅改善できる夢のシステムにアップグレードできるんですね。DAWには必須です。H1もってて報われた~。ZOOMさん、ありがとう。

まあ、実のところは消費税アップ前にオーディオインターフェースを買おうかと思ってたんですけどね。これで事足りてしまったので、しばらく買わないでもよさそう。


いまさらながらZOOM H1ファームバージョンアップ

2015-10-12 14:28:35 | Digital Gear

2010年頃に買ったICレコーダー、ZOOM H1。後からファームウェアがバージョンアップされて、新機能が追加されたりしたのですが、いざ自分のH1もバージョンアップさせようとしたら、エラーが発生して先に進めない!なんて事態が発生していた2013年。バージョンアップしなくても全然気にも留めていなかったのですが、久しぶりに「もう一度やってみるか」と思い立って、再挑戦してみました。

念のため、SDカードをフォーマットしてから、新ファームウェアをSDカードに入れて再起動。→バージョンアップするか尋ねられて、OK。液晶画面がくるくるするのをしばらく見ていたら、あら!ファームアップできちゃいました。

そういえば、前に失敗したときは、SDカードをフォーマットせずに何度も繰り返して挫折していたような気が・・・。SDカードのフォーマット、基本ですが侮れないですね。

バージョンアップして何がよくなったかというと、USB接続でパソコンの外部マイクになるらしい。たぶん、その機能を使うと、DTMソフトで、きれいな音質で多重録音とかできてしまうのだと思うけれど・・・。今度試してみるか(自分の使い方では出番がなさそうですが)。


またもやチューニングメーター

2014-04-13 21:52:31 | Digital Gear

チューニングメーターとは相性がよくないのか、壊れたり紛失したりが多いです。この前まで使っていたmorrisの2代目(黒)は、けっこう気に入っていたのですが、気がついたらどこかにいってしまってました。まだ使い始めて間もなかったのに・・・。ちょっと悲しい。

ウクレレやっていると、ないとちょっと困るので、今日、買い物に出たついでに購入いたしました。KORG Pitchclip PC-1(黒)。な、な、なんと900円(税別)! このジャンルもついに1000円割れかーー。

そんな安物だけに、これまでに買ったクロマチックチューナーの中では、一番安っぽい作り。なにせ、スイッチは電源のみ。周波数の変更は不可で、440Hzのみ(僕の場合はそれでも問題ないのですが)。メーターは7個のLEDの点灯で示します。かなりおおざっぱ。でも、そのほうが、いいのかも。あまり繊細に振れるのも困るので。この仕様だけ見ると、10年くらい前の製品のように思えてしまいます。最近のは安くても、もうちょっと画面の表示が凝っているものが多いのにね。

KORGも、価格競争の荒波にもまれているんだろうなぁ。

色の種類がたくさんあり、最初は緑にしようかと思いましたが、結局無難に黒にしました。


初めてのセルフレコーディング

2014-04-10 09:55:11 | Digital Gear

東京トリスでやろうと2年ほど前にアレンジした曲。しかし・・・歌えず断念。そのままオクラ入りになりました。その古漬けの曲に再度挑戦しようということに。今回はボーカル陣をサポートするために、歌をセルフレコーディングして配布することにしました。

セルフレコーディングなんて、むりだよなー、とこれまで触ったこともありませんでした。ところがなんと!? 自分のパソコンにすでに入っている「Audacity」というソフトが、マルチトラックレコーディング対応だったとは! このソフトは、録音データの不要部分カット編集などに使っていたので、なんとなく触りやすそうな気がします。

録音ですから、まずはマイクが問題です。とりあえず手元にあったプラグインマイクをマイク端子に突っ込んで、試しに録音。うーん・・・ノイズだらけ。ま、練習用にバンド内で共有するだけだから、今回はこれで我慢することにします。

機材はなんとかそろったものの、方法がよくわからない。なんの楽器から録音していけばよいものか・・・。イントロがベースから始まるので、まずベースラインをウクレレで演奏して録音することにしましょう。

ベースのイントロを8小節弾いた後、そのままコードストロークも演奏して、曲の最後までとりあえず録音。リズム感の無さは絶望的。何度か録り直してみたものの、聞き直すたびに凹みます。でも、ここで挫折するわけにはいかんぜよ! とりあえず先に進みましょう。

次にボーカル1を録音。途中、カホンソロパートやリードウクレレソロパートは、声カホン、声ウクレレで進めます。カホン部分、本当はウクレレのボディを叩いて録音したかったのですが、あまりのひどさにこれは諦めました。

3トラック目は、ボーカル2を録音。ユニゾンでも音を重ねると、二人で歌っているように聞こえるもんですね。その分、粗も目立たなくなるし、マルチトラックらしさが出てきて、だんだん楽しくなってきました。

今回は、3トラックをミックスダウンして、モノラルに。まったく初めてにしては、悪くないんじゃない?(練習用ということなら)

でも、次にマルチトラック録音をするのなら、もうちょっと機材をそろえておきたいですね。例えば、メトロノームとか・・・。4年ほど前に買ったあのメトロノーム、どこにいったんだろう・・・。


チューナー買い替え

2013-10-25 10:46:33 | Digital Gear

6月に買った赤いチューナーが早くも壊れてしまいました。派手な液晶画面がけっこう気に入ってたのに・・・。ライブ中にステージ上でポトンと落としただけだったんですけどね。電子基盤がおかしくなったんじゃないかと思いますが、変な点滅を繰り返すばかりで、電池を抜いてももとに戻らない。もうダメです。ヤワなやつでした。

ということで新しいチューナーを探しに御茶ノ水・下倉楽器へ。店頭には10種類くらいクリップタイプのチューナーが並んでいます。壊れたのと同じ商品も未だに在庫健在。デザインは好きなので後ろ髪引かれますが、さすがにもう一つ同じ物を買う豪気はない。

液晶の表示とか、クリップの形状とかいろいろ比べてみて、選んだのはこちら。またモーリス!?

前回はCT−2、今回はCT−3。バージョンアップです。

どうしてこれを選んだのかというと、トランペットのベルやマウスパイプにつけた時に、画面が見やすそうだから。実はこれ、けっこう重要なのです。CT−2は、ベルにつけると、画面がこちらを向いてくれないんです。ま、ぼくはマウスパイプにつける派なので、それでも構わなかったのですが。CT-3のクリップは、管楽器向きですね。画面が地味になったのが、ちょっとさびしいですが。

KORG AG−2のときに思ったのは、電池が弱ってきた時の液晶画面の見にくさ。これも同じオレンジ液晶なので、もしかしたら見にくくなるかもしれません。帯に短しタスキに流し。うーむ。ま、一番重要なのは、3ヶ月で使用不能にならないことです!

安物買いの銭失いって言葉がありますが、せめて1年使えて欲しかった、CT-2。新しいやつは大切に使いたいと思います。