清算事業開始

「当面の」利益確保のためだけの売り買いで動く相場に一喜一憂する市場経済に、世界中の人々がマインドコントロールされてしまっている。実体経済などという言葉はすでに死語と化したのか？

“今じゃもう売れないよ。連休明けからズドン！だよ。いいタイミングで機械が売れて良かったね”と言われた。
あの！トヨタ自動車社長が「この超円高の状態が続けば日本の製造業は崩壊する」とまで発言する始末だし、ソニーやパナソニックも32年ぶりの株価下落だ。総じて、マインドが冷え込む要因しか見当たらない・・・
確かに！4月中に主だった機械の全てに買い手がつき、それなりの値で売れたことは、たった2ケ月も経たないというのに、今思うとラストチャンスだった気がするし、我が社にとってもラッキー！だったとつくづく思う。有難い有難い。

機械・在庫などの資産の整理も順調に5月末までに終えることが出来て、いよいよ清算事業に入った。
昨日、UN先生と清算手順について打ち合わせをする。
当社決算期は8月だけど、5月末での決算となるため変則的な伝票処理が必要だ。
次に最も大事なお金の問題。会社の預金をとりまとめて、親父に対する未払金を相続したばぁにはいくら返済出来るのか？ぼくが会社に注ぎ込んだお金は回収できるのか？おかーこの退職金は出るのか？
当面、無収入になる我が家にとっては一番切実な要件だ（笑）

毎日ぼちぼち工場の片付けをして過ごしてきたけど、ぼくが最も得意とする帳簿仕事が出来るぞ！ワクワク。
結果は結果、今更どーにもならないのを覚悟した上で、しなくちゃいけない仕事があるってことは、嬉しいな(^o^)／