きまぐれナンシー

趣味のハナシや日々のことなど、きまぐれ更新中です。

百年文庫。

2011-01-20 23:43:06 | 読書記録。
水を飲むように本を読む、て言いますっけ。
なんか違うような。それってお酒?
ともかく、最近そんな傾向にあるようです。

新年早々、森見さんの『美女と竹林』、有川浩の『阪急電車』を購入イッキ読み。
どっちもおもしろかった!
森見さん、しょーもな!けっきょく全然竹林行ってないじゃん!
有川浩は最近やっと手が出せたんですが、
感性が近いのか、失恋の描写とかがいちいち結構痛いです。
「塩の街」も良かったんだけどまだ二回目が読めない。
「阪急~」の映画化は楽しみです!当然翔子が中谷美紀よね?よね?


ところで、現代の小説ばかり読むのもあれなので、
半年ほど前?に創刊されて以来気になって気になって仕方なかった「百年文庫」に手を出してしまいました。
国内外の小説家の短編を、漢字一文字のイメージに合わせてそれぞれ1冊の本にしてあるもので、読んだことがあるのは岡本かの子の『金魚繚乱』だけという、
私の読書量の少なさ・幅の薄さをがつんと突き付けてくれるラインナップにめろめろです。

持っているのはまだ「妖」と「嘘」の2冊だけですが(何ともなチョイス)、
これから収集するのが楽しみ!
『夜長姫と耳男』が強烈だったなー。坂口安吾は、『桜の森の満開の下』も早く読みたいです。
エロシェンコは語り口なんか可愛らしいんだけど恐ろしい。人間きらいになりそう。
あたし、意外と賢治が理解できないかもしれない…。
とか、感想色々。
100巻出るそうなんだけど、全巻揃えたいなぁと思っております。
短編集だからすいすい読めるし、オススメです。


ポプラ社・百年文庫→http://www.poplar.co.jp/hyakunen-bunko/

最新の画像もっと見る