面倒くさい性格

人生なんぞというものは愉しめばいいのよ。ま、愉しいばかりでは愉しくなくなるから、つらいことも織り混ぜながらね。

これが王道なんだけど、あたしは王道を往くタイプではないのよね。人生の意味を問いたがるのよ。愉しいにつけ辛いにつけ、これは何？ って言っちゃう。つくづく面倒くさい性格よね。ウザいよ、どう考えたって。ま、ウザいと思うのは周りの人たちなんだけどね。あたしはあたしとの付き合い長いから平気。ってか、それをしないでほかに何をするのさってな感じだもの。ま、ほかに何をするって、素直に愉しめばいいじゃんって話なんだけどね。

あたしはあたしを生きるしかないからね。その意味を問うのはやめられないのよ。あなたはあなたを生きるしかないのだから、あなたらしく生きればいいよ。

ま、面倒くさい性格ではあるけれど、意味を問う人生ってのは愚痴ってる暇はないからその点はいいよ。なんで私がこんな目に遭わなきゃいけないのって発想がない。この遭遇の意味は何か？ って問うからね。ま、これがあたしの人生の愉しみ方っていうなら、あたしもまた王道を往ってることになるね。
あら、思いがけないところに着地しちゃった。