瓢簞舟の「ちょっと頭に浮かぶ」

こちらでは小説をhttps://kakuyomu.jp/works/16816700427846884378

#201

2015-02-06 01:07:03 | 考える日々
歳をとると時間が経つのが早く感じられるについては何とかという説を読んだことがあるけれど、そもそもこの瞬間の長さをどう感じているかが年齢によって変わることもあろう。
年齢だけではなく個人差もあるだろう。だいたい、人間と他の生物における時間感覚も違うし。蝿には人間の動きはスローモーションに見えているらしい。

今思い出したが、随分以前に「ゾウの時間ネズミの時間」という本を読んだことがある。内容は忘れたが、たぶん生物によって時間の流れ方は違うといった説だったろう。

交通事故の瞬間はスローモーションに感じられると聞いたこともあるし、あたしも一度だけ雑踏の中で周囲の人たちの動きがスローモーションのように感じられたことがある。

時計で生活していると、動かしがたい時間の流れがあるように思い込んでしまうけれど、実のところそんなものはない。物理的な時間は生物の時間感覚のようなあいまいなものではない、というわけでもなく、やはり伸び縮みする。相対性理論ってそういうことでしょ、あんまり自信ないけど。

時間とは何か。さっぱりわからない。そもそもそんなもの在るのか? 幻想なのではないか。そんな気もする。
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