職場の床の傷跡とシミの跡の写真を載せている方のブログを読みました。この方は書をしているので傷跡やシミの跡にも心を動かすことが出来るのでしょう。このように写真として切り取られているから、あたくしなんぞでもフムフムとうなずきながら見ますけれども、生で見てりゃただの汚れとしか感じないでしょうなあ。この方とあたくしでは見てる世界がまるで違う。
心の在りようでしょうね。意識の向け方ってぇますか。あるいはゆとりなのかもしれない。そして感受性。それによって世界は全然別の顔を見せますね。
傷跡やシミの跡について言えば、そういうものに何かを見る能力。能力ってぇと大袈裟ですけどそういう見立て方を人間は普通にするもんです。パレイドリアですね。あたくしが説明するより、こういうことはWikipediaに任せましょう。
パレイドリア(英: Pareidolia)とは、心理現象の一種。視覚刺激や聴覚刺激を受けとり、普段からよく知ったパターンを本来そこに存在しないにもかかわらず心に思い浮かべる現象を指す。パレイドリア現象、パレイドリア効果ともいう。
雲の形から何かを思い浮かべたり月の模様を何かに見立てたりってのがそうですね。
思い浮かべることは誰にでもできるわけです。ただ何を思い浮かべるかは感受性によりますね。そしてその先に何を感じるか。冒頭にあげた書をしている方のを読むと、傷跡やシミにこんなものを見るのかと感心しますが、あたくしの場合、傷跡やシミの跡を汚れと見るよりほかに能がない。貧しいですなあ、感じる心。
見ようによって世界はいかようにもなる。
世界の豊かさを味わえるよう、心の形を整えたいもんです。
勉強になりました。
saito sekai
雲が落っこって来る感じですか。
それは恐ろしいですね。
ドラえもんのひみつ道具に「うき水ガス」ってのがありまして、そのガスを使うと雲が空に浮かんだまま水になるって代物で、つまり空にプールが出来ちゃうんですよ。
ぼくも雲のプールで泳ぎたいなぁってなことを思っておりました、子供のころ。saito sekaiさんと違い能天気なもんです、あたくしは(笑)
そうかもしれませんね。
フォローさせていただきます。
よろしくです。
人の顔に見えてしまう現象というのもありまして(パレイドリアの1種なんでしょうけど)、心霊写真はこれで説明されちゃうようです。以下、引用。
シミュラクラ現象(シミュラクラげんしょう)とは、人間(ヒト)の目には3つの点が集まった図形を人の顔と見るようにプログラムされている、という脳の働きである。
oraiさんが他の方のブログへ「太鼓を打つ、色を置く」という言葉遣いの解釈をコメントされてるのを読んで、なるほどと思いましてフォローさせてもらいました。ブログの写真も素敵です。
こちらこそ、よろしくです。
記事を拝見して、あるお話を思い出しました。
宝物を求めて世界中を旅したが、最終的に自分の家で宝物を見つけた。というお話です。
目の前(家)の素晴らしいものに気づくには、世界中を旅して帰ってくるくらいのことが必要だということで、cdt63430さんの仰る「心を整える」とはそういうことなのかなと感じました。また次回を楽しみにしております。
「心を整える」をそのように受け取っていただき、かえってこちらが教えられる思いです。
書いたものは読まれることで活きるのだなぁとコメントをもらってあらためて感じました。
ありがとうございます。
またお立ち寄りください。