やっちゃんの叫び

感じたまま、思ったままを話してみませんか。

中国の尖閣エスカレートはファイナル段階。間に合うのか、政府のぬるい対応。

2020-10-14 20:53:20 | 尖閣情報・領土問題
尖閣は紛れもなく日本の領土だ。尖閣の守りは日本の護りだ。
 中国の尖閣奪取へ向けてのエスカレートぶりを領海内滞留時間に焦点を当てて見てみよう。
1、今回、領海内滞留時間のエスカレートぶりが見て取れる。
中国軍船は11日AM10時47分ごろ領海に侵入し、13日午後8時19~26分頃、領海を出た。
いままでの経緯~時間と日数
    5月9~10日にかけて26時間(2日)
   7月2~3日にかけて30時間(2日)
        4~5日にかけて39時間23分(2日)
そして今回、10月11~13日にかけての57時間39分(3日)である。
しかも、日本政府が抗議したにもかかわらず、居座り続けたのである。

侵入連続日数についてみると、この5月以降1日→2日→3日と長くなってきている。


2、因みに、従来の侵入パターンには4-3-2ルールのようなものがあった。それは、4隻で、月3回、1日2時間、の侵入というものである。(図)
ところが、今年の5月与那国島の漁船に接近・追尾した時点から変化、大きくエスカレートしている。→領海侵入時間=日数の長期化

3、日本漁船への接近・追尾の回数が増加している。また、島までの距離が5Km,4Kmと接近している。・・海でのこの距離は、上陸目的に接岸したのと同じだ!

4、更には、日本政府の抗議後も滞留が継続しているし、日本政府の抗議に対し、中国報道官は「釣魚島(魚釣島の中国名)や付属島しょは中国固有の領土だ。釣魚島海域を巡航し法を執行するのは中国固有の権利で、日本は適切に尊重すべきだ」と言う始末だ。

 以上の点から、中国の尖閣奪取作戦はファイナルステージに入ったのだとみるのが妥当であろう。
 この先どうなるのか? 中国に対して激しい怒りをぶつけたいが、他方我が政府に対しても怒りを感じざるを得ない

 『寸土を取られて怒らない民族は、やがて本土をも取られる』(ぞ!)