まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.1520 香川の旅(3)・・・登録有形文化財巡り

2021-03-02 09:01:51 | 文化財
よろしくお願いします。























昨年暮れの香川の旅の記録をお送りしていますが、前回は意気揚々と走り始めたものの、どうも雲行き怪しい雰囲気が漂ってきました。文字通りの雲行きだったのですがその話はまた次回と言うことにして、今回は坂出市、宇多津町で巡った登録有形文化財についてお送りしていこうと思います。
文化財巡りの時にはあらかじめ予習しておくのですが・・・ちなみにこの表記は誤りかな、あらかじめは「予め」だから文字が重複してしまっている・・・、坂出駅に着く前に車窓を見ていると地図にチェックをつけておいた場所にはそれらしい建物が見えました。相棒君を立ち上げてさあ~、快適な走りを、と行きたいところですが、まずは坂出駅前の商店街にある文化財へと向けてゆっくりと出発。3分も経たないうちにまず最初の場所へとたどり着く、まだ開店前の商店街のアーケード通りにある醤油店の元本店とその隣にある人形館が文化財とのこと、和風の建物と洋館とまるで対称的な建物が並んでいます。醤油店や酒屋は昔からの建物が多いので文化財巡りでは必須ポイントです、あと畳屋や郵便局とか、これぞ昭和の遺産と言った建物はまだまだ多く残っています、見つけるとついついカメラを向けてしまいます。ここからもう目と鼻の先にあるのが香風園と碑が建つ公園、ズラリと園内の写真を並べていますが、ここでの文化財は一番下にあるその公園の隣にある郷土博物館の看板がある白い建物。先程の醤油店にも関係する地元の有力者の共済会の設立した図書館とのこと、ただ門は閉まっていて木も邪魔になってはっきりとした建物の姿を撮ることができなかった。















峠を越えて宇多津町に入るとすぐにあるのが石積みの逆U字型のトンネル、旧讃岐鉄道の架道橋跡とのことで、この堤がJR予讃線の基となっているとのこと。廃線跡となると興味をひかれるところなのですが、今はそこを突き詰める余裕はない、先へと進んで行くと宇多津町の中心部へと差し掛かってくる。橋を渡ったすぐの所に白い三角屋根の特徴的な建物が見えてきた、ただその横にあるのは和風の建物と言うことでまさに和洋折衷、まあ今風に言えばこのアンバランスさが「映える」と言ったところでしょうか。ここからすぐの所に宇多津町役場があり、その前にあるのがこめっせ宇多津の建物、サイトの地図ではここにも文化財の印がついているのですが・・・、どう見ても文化財と言うにはちょっと不似合いな感じの建物。画像検索してみると、どうやら改装されたようですね、元は農協組合の倉庫だったのが、今はいろいろなイベントが行われる場所となっているようです。それにしてもこの辺りは古い町並があって、自分(一人称)の中では宇多津町のイメージが変わってしまった。JR瀬戸大橋線が開通してすぐの頃にこの町に来たことがあったが、海の近くに金ピカなタワーがあって、その後も来るたびに発展していった町のイメージだった。でも元は旧街道と鉄道が通っていてこの辺りが町の中心だったんだな~、と実感させられた、まあ瀬戸大橋が開通するまでの四国は自分(一人称)にとっては海外でしたからね・・・。













今も発展し続ける宇多津町の海に近い部分へとやって来ました、この地に象徴的に立つ金ピカのタワーもいずれは登録有形文化財になるのでしょうか?そのゴールドタワーの横を通り過ぎてたどり着いたのがうたづ臨海公園、ひやあ~っ、風がきつい!!道の駅で恋人の聖地や喫茶スペース、遊具などがある海に面した公園の一角に、ちょっと風景にそぐわない感じの建物が。それが上の写真にある旧仲枡塩田水門、海のない県に住んでいるんで塩田や水門と言われてもイメージが湧かないなあ・・・、唯一思い出すのがいつぞやの朝ドラで塩田を舞台にしていたのがありましたね。塩田と言うからにはお塩が採れると言うことだと思うのですが、この施設からどうやって塩ができるのかはイマイチよく分かりません、でも塩は大事ですからね、自分(一人称)もはっきり言って塩分摂りすぎ人間ですので。そんなわけで坂出、宇多津と瀬戸大橋のイメージが強い場所での登録有形文化財巡り、一応目的は果たすことができました、でも旅はまだまだ前半戦、この先波乱の展開となって行くわけですが、その件についてはまた後日と言うことで、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。         まちみち


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