今週の日曜日、九州、オートポリスに全日本GPの決勝が行われました。
ST600
JSB1000
ST600クラスはKAWASAKIのZX-6RRを駆る酒井大作選手がポール・トゥ・ウィンで初制覇。
KAWASAKI勢としても、面目躍如、と言ったところではないかと思います。
※何せ、今、確かオートポリスはKAWASAKIのホームコースだったと思いますし。
レースは2番手スタートの徳留選手がオープニングラップを制し、続いて酒井選手、大崎選手が追い上げる展開。
7周目で酒井選手が徳留選手をかわすも、3台は連なったまま、レースをリードしたそうです。
結局、1位酒井選手、2位徳留選手、3位大崎選手、と言う結果になりましたが、この3選手の差が1秒以内と言う接戦でした。
4位の安田選手は酒井選手から5秒以上離されていたところを見ると、上位3選手がかなり抜きん出て速かったと言えると思います。
なお、前回筑波を制した辻村選手は8位に終わりました。
今回のレースはメーカー別で見ると、表彰台にはKAWASAKI、YAMAHA、HONDAといずれも今年モデルチェンジしたメーカーが並び、これまでちょっとCBR600RR有利といった勢力図が分からなくなってきて、面白くなってきたと個人的には思っています。
JSB1000クラスは中冨伸一選手が筑波に続き2連覇。
レースは序盤は中富選手、柳川選手、渡辺選手がリードしますが、渡辺選手は痛恨のコースアウトで出遅れ、後続の山口選手、森脇選手、伊東選手が追いつき5台がトップを争う展開。
しかし、森脇選手、トップに立つも転倒でリタイアとなってしまいました。
残り3周と言ったところで、中富選手はタイヤを温存していたらしく、スパート。
次々と前のライダーをかわしてトップに。
このまま後続のライダーの追撃を振り切り、チェッカーを受けました。
2位はお膝元KAWASAKIの柳田選手、3位はHONDAの山口選手でした。
ポイントリーダーの伊藤選手は4位。
予選で転倒、首を痛めるも健闘、だそうです。
さすがにバカッ速さは相変わらず健在です。
※しかし、日曜日のレース結果を水曜深夜に上げてもな、と自分でも思わなくはないですが(汗
まぁ、ご存知の話を蒸し返している、と思って頂けると幸いです。
※前述のWSSの記事も同様です(汗
この手のレース結果は速ければ速いほど、価値があるので、
今更まとめても(汗
大作は絶好調だったようですし、データもそろっているからこの勝利は妥当なところですかね。
まぁポールトゥウィンというのは出来すぎかと思いますがw
鶴田選手は4位争いで転倒。
オートポリスでは確実にポイントを稼いで、SUGOで勝負をかける予定が・・・。
チャンピオン争いもかなり厳しくなってきた。
う~ん、どうするんだろう??
その中で、レース展開を読んで、後半に勝負を駆けた中富選手の勝負強さは、さすが、と思いました。
ST600は上位がつぶし合ってくれると、混戦になってきて、鶴田選手にもチャンスが芽生えてくるかも(汗
ST600は相変わらず結構、ダンゴになっている気がするので、十分、逆転のチャンスもあるかと思います。