なちゅらる Hi !

かっぱの心をうるおす、山・川・岩・海などの小さな自然。主に北海道の話。

今シーズンも1000mを越えることができた

2024-03-03 | 雪の山
先週は所用にて外遊びを外してしまった。
どこもガリガリを懸念していると、土曜にいい感じで積雪があった。
数回見送ったオロフレ山、北から登る企画を実行に移す。

スタート地点についてびっくり!
しょうたろさん、Ogiさんパーティーがいる。
こんなところから登ろうと考える人がいることに感動を覚えながら一緒に登ることにする。


天気も上々。

4人パーティーになったので、ラッセルが気にならないからみなさん速い。
なんだか意地になって急登を登る。


947mに続く稜線に出る。歩きやすく快適。

風は穏やか、そして晴れてきた稜線を特に苦労なく進む。
947mPeakを通過し、先行きを眺める。

1049mPの登りは、風でガシャガシャしている。
雪付きも悪く、それぞれ思い思いの登り方でクリア。
反対側は楽しく滑れる斜面で雪質もよい。
この辺りは風向きがころころ変わるらしく雪庇や硬い場所が分散している。

ゆるやかにオロフレ山稜線に入る。
ちびカンバが多いが、天気よく樹氷が美しいので気にならない。


見通しもよくなり広い稜線を進む。


太陽にも導かれ、どんどんPeakが近づいてくる。


こういう山は、顔がニヤニヤしてしまう。

オロフレ山1320mPeak。

奥には、昨シーズン歩いたオロオロ~ホロホロ~徳舜別が白く輝いている。
あそこを歩いたなあ、という感慨もいい。
太平洋から洞爺湖までの展望も楽しみながら、お昼ご飯。

さてさて下りのお楽しみタイム。
まずはちびカンバごちゃごちゃ帯を軽やかに滑る。


1049mは北面をトラバースできたので登らずパス。
947mまで、幸せ稜線をシューっと戻り、滑る斜面を見定める。

ヒャッホータイム。

かっぱにはちょっと荷が重い急斜面だったが、雪がよい。

いい感じのスプレーをバチっと撮っていただきました。

何だか素敵な671m広々台地に立ち寄り、滑った斜面を眺めながらのよもやま話。
急ごしらえパーティーの楽しいひと時。

最後は適当に下って林道へ戻る。
地図を眺めて、どう登るか考えて、条件のよい時を見定める。
そして、思った以上に楽しい要素が予想を上回る今回のような山歩きは本当に楽しい。
あ、今日もウロコパーティーでした。