アコギおやじのあこぎな日々

初老の域に達したアコギおやじ。
日々のアコースティックな雑観

セブン&アイの「五割そば」

2017-08-11 | Weblog


 セブン&アイの「五割そば」が最近のお気に入りである。
 
 外食ならばやっぱり十割だが、自宅では十割は困難。

 かつて自分で打っていた時期もあった。かなり難しい粉に挑戦したこともあったが、準備から片づけまでを考えると、そば打ちは道楽、もしくは商売としてやるしかない。いま住んでいる単身先の社宅には家庭用ガステーブルしかないし、もう10年以上やっていない。
 
 そもそも山間部などのやせた土地の食べ物だから、いま住んでいる豊穣な平野部の都市では、市民生活に食文化としてのそばはない。ばか高いそば店があるくらいだ。こういうところに長く住んでいると、別に、香りにまでこだわるような本格的なそばなど欲しないようになってくる。
 
 
 前置きが長くなったが、セブン&アイのそばは、ゆで時間にさえ気を配れば結構シャキシャキ感のあるそばに仕上がる。火力は家庭用コンロを前提にしているのだろう。
 
 
 暑さと年齢から、食が細くなってきて、いつも冷たくして食べているが、きょうはスタミナを付けようと温かいそばにして「月見、天ぷら&大盛りネギ」に仕上げた。器は、会津本郷の宗像窯の鉄釉。
 
 
 うまい。ゆでがちょうどうまくいった。
 
 
 そばの袋にわざわざ「そば粉50%」と書いてある。おれは、これは単なる成分表示ではなくプライド表示だと思う。「50%でもここまで作りました。どうです!」という。
 
 最近のコンビニやスーパーの食品の開発者の努力って、すごいと思う。ノンアルコールビールも驚がくの出来栄えではないだろうか。
 
 中国の企業では絶対に追いつけない、商品の「質」、ものづくりの「誇り」。セブン&アイの五割そば開発者、偉い。

 ちなみに、そば茶は冷やです=写真右。ちゃんとした氷を入れてます。

 そばの熱さと「ちゃんとした氷の冷たさ」が、またマッチするんです。


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