アコギおやじのあこぎな日々

初老の域に達したアコギおやじ。
日々のアコースティックな雑観

「浪速の弁解」にとってのボクシングというもの

2007-10-13 | Weblog
 本当のボクシング選手と試合をしたのは初めてだったんです。それはそれは怖かったと思います。

 亀田大毅選手のことです。

 内藤選手と彼の試合について、さまざま言われていますが、まず認識しなくてはいけないのは「ボクシングは興行である」ということです。収益性が優先されます。

 もともとキャラクターで稼いできたのに、いまさら試合の内容やスポーツとして云々されても、しょうがない。兄の興毅選手も「疑惑の判定」や「巧妙なマッチメーク」によって勝ってきたのです。

 周囲はそれを黙認した上で興行をしているのですから、実力を問われるのは本当のところ、心外でしょう。

 ボクシングが好きで、東京に住んでいるころは後楽園ホールにもよく見に行きました。

 彼ら兄弟が実力を問われるようなタイプでないということは、ちょっと知っている人であれば了解済みだったはずです。演芸として喜んでくれていたはずなのに、今になってなぜ? と思っているでしょう。ただ、言葉遣いや相手への罵詈雑言は、調子に乗りすぎでした。「浪速の道化ん?」あたりで自粛しておけばよかったのに。
 
 こんなに話題になって、一回限りの興行として考えれば大成功だったと思うのです。

 次の興行には結びつかないと思いますが。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« プリウス論、時々、子育て | トップ | 息子、本当に大切なもの »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事