北京五輪 、選手も偉いが親も偉い

　開催中の北京五輪の水泳競技で大活躍した選手の言葉が、ある新聞に紹介されていた。


　「きちんと食べて、きちんと寝なければ、どんなに練習してもダメ」



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　口うるさいお母さんの言葉のようだが、実に的を射ていると、子育ての経験を通して実感している。



　言い換えれば、

　「きちんとした生活をしていれば、だいたいのことは大丈夫」



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　規則正しい食生活と、規則正しい睡眠が、いかに大切か。この５年間座右に置いている育児書にも、「親の愛情と同等に非常に大切なもの」と書かれている。



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　谷選手や北島選手には拍手を送りたい。ただ、その親たちも、子どもたちに劣らぬ、いやそれ以上の大きな喝采を浴びる資格があると思う。


　規則正しく生活し、困難にいちいち凹まない、そんな子どもを育て上げたのだから。



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　オリンピックのあとにいつも出版される特集雑誌。


　偉大な競技者たちの特集は多い。しかし、彼らを育てた人たちの特集も企画してもらいたいものだ。