朝6時過ぎ起床!
食事、歯磨き、トイレ、着替えと出発準備。出発前にもう1回
トイレ
8時過ぎにホテルを出て泊港へ。フェリーチケットは前日購入していたのでそのまま乗り場へ。ちょっと待って乗船し出港!
40分ほどで渡嘉敷島に到着!
受付を済ませあとは午後のスタートまでひたすら待つ。今回の出場にあたり期するものが…昨年僅差で敗れ去ったあるランナーをやっつけに。
名簿で来ている事を確認しゼッケンナンバーも記憶。あとは本人確認だけ。(顔は覚えていない…)今回はちょっと面白く書く為に失礼を承知で「奴」と呼ばせてもらいます。
開会式が終わりインストラクターに合わせて準備運動。昨年は動きに付いていけなかったが今年は完璧?腕を
あげました
スタート前にもう1回トイレ行ってスタート地点へ。すると目の前に奴が!どうする?このまま後ろからスタートするか?
2人挟んで横に陣取る。ほとんど最前列です
(ローカルな大会は速くなくても前に出ていいんです)
そして午後1時、曇り空の下
よ~い、どん
スタート~5キロ:24分09秒
2人が飛び出し誰も続かない。「もったいない」行く。しばらく3位並走!渡嘉敷港を回り7位転落…再びスタート地点に戻ってくると3位走行中のランナーが太腿裏側を押さえながらストップ。6位浮上!
徐々に上りが始まると立て続けに…3キロ付近より急激に上る。わかってはいたが
つらい
脹脛が張り腰も痛み出す。腰痛持ちにこの上りは…
5~15キロ:46分33秒
10キロ表示見落とす。(確か去年も…)
アップダウンの連続。高低図を見ると基本下りのようだが急激だし下りは苦手だしきついな。
13キロ過ぎ折り返し。折り返して上りをちょっと行くと「奴」がいた!思ったよりも近い。スタート前にはぶっちぎってやるつもりだったが…まずい。
折り返し手前の下りで抜かれたランナーに追いつきしばし並走。このランナーさん、きつそうだったので自分のリズムを崩さずに走っていると徐々に。
すれ違うランナーさん達に「がんばれ」とか声を掛けられ引きつった笑顔で応える。もちろん女性ランナーには苦しくともとびきりの笑顔を返す。
15~20キロ:23分37秒
阿波連ビーチに向かって一気に下る。はんぱじゃない下り。苦手の下りをフォームを意識しながらバタバタ下る。先程のランナーが来るかな?とも思ったが来なかった。
ホッ
阿波連ビーチに来ると10キロのランナーと合流。抜きまくる。
そしてこのコース終盤のハイライト?の上りの始まり。えっちらおっちら上りもうじき上り切るという所で沿道から「あっ、あれたぶん女子トップ」の声が…
奴だ!
去年もここで追いつかれた…(デジャブ?)まだちょっと差があるようだが近いのは間違いない。下りに入ると途中に白バイがいた。「奴を先導する為だな」と考える。焦るな!
しばらく行くと後方から白バイの音が聞こえ始めた。白バイに抜かれる…「振り返れば奴がいる」怖くて振り返れません。
来た
20キロ付近で遂に追いつかれる
20~ゴール:4分23秒
「去年同様すぐには前に出ないだろう」と焦らず奴を後ろに従えて我慢の走り。沿道からはもちろん女性である奴への声援が多い…っていうか全部?
そのままゴールのある渡嘉敷小中学校のグランドへ。まさしく去年のデジャブでトラック勝負!ここで抜かれたら去年と一緒、トラックに入ると我慢の走りで残していた力を一気に使い
ダッシュ
トラック一周は結構長い…「何の為にここに戻って来た」最後の力を振り絞りそのまま
ゴール!
1時間38分42秒!
勝った
続いて奴もゴール!声を掛けようとしたが優勝者インタビューで報道の方と…
1年越しのリベンジ?成功!長かった。冷静な判断で勝負に徹した勝利か?
ゴール後、すぐに着替えて「まぐろそば」「シーラスティック?」等で腹ごしらえ。夕方のフェリーで那覇へと戻る。フェリーでは私は見れなかったが鯨が見えたそうな。
奴さん、今回は奴と書いて失礼しました。走力が近いと思われますのでまたどこかの大会でご一緒する機会がありましたらいい勝負をしましょう!
お疲れ様でした