あたりまえのことを言ってしまいますが、
ほんと綺麗なのですよ、桜が。
朝出勤途中に見る桜も、深夜帰宅のタクシーの中から見る夜桜も、全部美しい。
3月の終わりは、別れの季節。
ずっとお世話になってきたバイトさんたちが就職のため編集部を去り、知り合いの人の退職や転職の話もちらほら。
そのかわり新しい出会いももちろんあるんですが、逃れられない、時の移り変わりの無情さを感じます。
そんなセンチメンタルに陥りがちな心を、圧倒的な美しさで静かに癒してくれるのが桜なんですね。
桜は、それ自体が“祭”のような存在。
見るだけで、何かがふっきれる。
脳みそを桜色に染めてくれます。
そして、ほんの一時しか見られない切なさが、また美しさを盛り上げているのでしょうね。