goo blog サービス終了のお知らせ 

あずましい日々・・・その後

あずましい(ゆったりすること・満足のいくこと)出来事、旅行・写真・食べ歩き・グルメ・ランチ・北海道の話題を!

江別市~Trattoria MARINARA (トラットリア マリナーラ)

2015年03月02日 15時02分36秒 | グルメ~レストラン
十数年ぶりに行ってきました。

完全予約制のお店、オーナー兼シェフが結婚して本州と北海道を行き来しています。
だいたいですが、月末から月初めだけの営業なので敷居が高いです。
今回は、偶然オーナーのお母さんとお会いしたので直接連絡していただき3週間前の予約となりました。





店内は板の間と和室のいす席の4席のみです。
板の間は土足ですが、和室は当然靴を脱ぎますよ(笑)
オーナーが、「このお雛様はとても古いんですよ」と。
今どきのお雛さんのかっこいい顔でなく、丸い顔がとても気持ちがなごむ感じでいいでした。



さて、私たちはどこに行っても「赤ワインフルボディ」を頼みます。
料理によって白とか赤なのかもしれませんが、これなんです。



まずは、赤カレイのカルパッチョが運ばれてきました。
分かりにくいのですが、ミョウガのアクセントと、マスタードなんですが味が飛び出さずカレイの身のぷりぷり感がバッチリです。



ここで、白バルサミコソースの牡蠣です。
料理前に、「生牡蠣食べれますか?」と一言聞いていきました。
万能ねぎ?とえシャロット?の舌触りがさっぱりさせて、このスープが大きな牡蠣の甘さを引き出していて絶品です。

このメニューを前もって知っていたら、白ワインにしたのに・・・。残念です。



ナポリサラダが登場。
ハムに野菜、そして炒めガーリックソースとモッツァレラチーズが混ざり合い、これまたワインが進みます。

皿を下げに来たオーナー、「次はパスタですが、なに味にしますか?」と聞いてきました。
そうなんです、このお店はオーナー一人で料理と配膳をしているのです。
飲み物のオーダー、そして配膳、料理と回収。



そこで今回は、トマト系をお願いすると、「辛みは大丈夫?」と聞かれたので、「私は大丈夫」相棒は「普通」と言ったので、普通でとお願いしました。
すると同じ盛り付けなのに、きちんと味を分けて作ってきてくれました。多忙なのに心遣いに感謝です。
タラバガニとトマトのパスタです。
大葉の香りと私のは鷹の爪のピリッとした辛みがほんのりとあり、けっしてタラバガニの味を消してなく美味しいです。



はまぐりの蒸し煮と真鯛のグリルです。
もう、ここまで来たらやはり白ワインを頼んでおけば良かった。
半分はレモンをかけて、後半はハマグリのスープを使った生クリームのソースをかけて食べました。
レモンの味は想像つくと思いますが、この生クリームソース、ハマグリのスープがきいています。
真鯛の皮がパリパリで、食感が楽しめました。



熱々焼きたてのパンが運ばれてきた時点で、ワイン空です。
相棒が白ワインのグラスを発注。実は、これからお肉なので赤ワインを頼みたかったのですがお付き合い。



お肉来ました~。
函館牛のステーキです。
白ワインにしたので、ソースでなくスパイス系で調理しましたと一言。
うーん、この気遣いもうれしいですね。
その都度、お客さんの動向やリクエストを聞くことができるのは、一人でやっている強みですね。
クレソンに、ジンジャーの炒め物のパンチが食欲を増していきます。
シンプルな味付けなので、肉のうまみが良くわかりました。



私のデザート。
メレンゲ系?
実は私はデザートにも詳しくないので、味だけの感想ですが、うまいの一言です。



さて相棒のデザートです。
見ての通り誕生日のお祝いだったので、シェフがこのようなサプライズをプレゼントしてくれました。
実は、ステーキもサービスとしてランクアップしてくれていたのです。
ピンクの包み紙は、写っていませんがお花です。

アッと今の3時間、本当に久しぶりだったので、トイレの内装などすっかり忘れていました。
アルコールの価格がそれなりで、何か安心して飲むことができるのがいいですね。

料理が美味しくてまた行きたいのに、アルコール価格が高めだと次回の来店に歯止めがかかります。
わが町に合ったボトル価格が、人気のお店の要因の一つだと自分は勝手に思っています。
舌の肥えている方のワイン価格と、そうでない私のような人間に合ったワイン価格を揃えてほしいですが、暴利に走るとお客はわかります。
薄利多売の感じで、あの店はアルコールが安い割にいいワインがあって料理もおいしいとなれば、また行くのです。
ランチでは価格を安くし味を覚えてもらい、夜はその味を楽しみに来店してもらいたいと考えているお店が私は好きです、あくまでも私個人の素人考えですが。

また近く伺いたい、心こもった気遣いのあるお店でした。

詳細は、お店のホームページをご覧ください。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿